【京都】2,000円払う価値がある!特別な読書体験と至極の一杯がいただける喫茶

【京都】2,000円払う価値がある!特別な読書体験と至極の一杯がいただける喫茶
【京都】2,000円払う価値がある!特別な読書体験と至極の一杯がいただける喫茶
CULTURE 2024.10.21
日常からしばし離れて、無心で何かに没頭できる場所が京都にはあります。何度目かの京都旅行は、京都でしかできない特別な体験をしませんか? 街中からちょっと足を延ばして、電車に揺られて、少し歩いて。わざわざ訪れた先には、日常とは違った、本と向き合える場所がありました。
photo_Yoshiko Watanabe text & edit_Midori Nagase

プライベートな空間で読書体験。

京都 鈍考/喫茶 芳(どんこう/きっさ ふぁん)
「サッカー」ではなくあえて「アーセナル」と記載するなど、本棚の区分の所々に幅さんの嗜好が垣間見えるのも面白い。

出町柳駅から叡山本線の鈍行列車に揺られること6駅、さらに歩いて辿り着いた場所は、意匠を凝らした邸宅。ここはブックディレクター幅允孝(はば よしたか)さんが、自邸として建築家・堀部安嗣(ほりべ やすし)氏に依頼し、伝統的な手刻みなどの技法で造られた木造家屋。

京都 鈍考/喫茶 芳(どんこう/きっさ ふぁん)

隣接する寺院のヒノキ林や、庭先には、春は桜、夏は桔梗、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節で移りゆく圧倒的な景色が広がる。そんなプライベート空間では私設図書館&喫茶室として、幅さんの私物である約3000冊もの蔵書と、妻・芳(ファン)さんが焙煎しネルドリップで淹れたコーヒーを週4日間限定で楽しめる。

京都 鈍考/喫茶 芳(どんこう/きっさ ふぁん)

鈍行列車に揺られるようにのんびりとした時間を共有したい、そんな思いで開かれたこちらでは、縁側、カウンター、一人掛けの椅子…と、思い思いの場所で過ごすことができる。荷物はすべて玄関のロッカーに預け、目の前の梅谷川のせせらぎを聞きながら本を読み、物思いにふける。忙しい日々から少し逃れて、特別なひと時を。

information
鈍考/喫茶 芳(どんこう/きっさ ふぁん)

住所:京都府京都市左京区上高野掃部林町4-9
TEL:なし
営業時間:11:00~12:30、13:00~14:30、15:00~16:30の3部制
定休日:日~火休ほか不定休あり
https://donkou.jp/より予約制。詳細は@kissa_fangで確認を。
1日3部制、1回90分、最大6名までの利用が可能。施設利用料+コーヒー付き1人2,000円。完全予約制。

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