京都ならでは。日本茶をとことん堪能できるスポット2選

京都ならでは。日本茶をとことん堪能できるスポット2選
京都ならでは。日本茶をとことん堪能できるスポット2選
CULTURE 2024.10.17
京都御苑の南と東あたりに位置する「河原町丸太町」エリア。古美術商が集まる美術通りとして知られる寺町通を中心に、ここ数年、日常に寄り添う古いものを扱う店が増えています。そんなエリアで「お茶」を楽しめるお店を紹介します。
photo_Yoshiko Watanabe text_Junko Amano

1. 冬夏 tearoom toka

京都 冬夏 tearoom tokaの店内
ショップスペースでは茶葉や茶器を販売。

築100年余りの日本家屋の一室がティールームに。タルトタタンの名店〈ラ・ヴァチュール〉に特注したヴィーガン・タルトタタンなどの菓子と共に日本茶をコース仕立てでいただける。

京都 冬夏 tearoom tokaのお茶

単一品種のオーガニック茶葉のみを扱い、同じ茶種でも、畑や茶樹、製法、収穫年によって味が異なるので、ナチュラルワインのような楽しみ方も。

information
冬夏 tearoom toka(とうか)
ティールーム&ショップ

住所:京都府京都市上京区信富町298
TEL:075-254-7533
営業時間:11:00~18:00(17:00LO)
定休日:火水休
席数:6席
ティールームのメニューは日本茶2種、菓子2種が楽しめるコース「白土」3,900円~のみ。予約がベター。

2. 一保堂茶舗 京都本店

一保堂茶舗 京都本店の外観

2023年12月に半年間の改装工事を終えた、京都を代表する日本茶専門店。リニューアル後は新たに茶釜を設えたテイクアウトコーナーが誕生。店内の「喫茶室 嘉木(かぼく)」も、お茶や水、土からインスピレーションを得た内装デザインに一新。日本茶の淹れ方を教えてもらうこともでき、2煎、3煎と味や香りの変化を楽しみつつ、上質なお茶時間を過ごせる。

一保堂茶舗 京都本店のお茶とお菓子

3煎まで楽しめる、京都本店限定・特撰煎茶・お菓子付き1,980円。

information
一保堂茶舗 京都本店(いっぽどうちゃほ きょうとほんてん)
日本茶専門店

住所:京都府京都市中京区寺町通二条上ル常盤木町52
TEL:075-211-4018
営業時間:10:00~17:00(16:30LO)
定休日:第2水休
席数:44席
1717年に創業し、1864年より現在の場所に。今なお当時の母屋が売り場に使われている。

【One more spot】SOMEWHERE

京都 SOMEWHERE(サムウェア)のフード
「梨のブルーチーズソース」1,200円。

音良し、酒良し、空間良し。大人が心地よく酔えるバーで人気の〈SOMEWHERE〉が2024年7月、京都御苑の東に移転。雑居ビルの2階にあり、アパートのような簡素な扉を開けると、間接照明の柔らかい光に包まれた空間が広がる。店主・田村弾(だん)さんを慕って訪れる地元民も多く、京都の夜の日常を垣間見ることも。旬の果物を駆使したツマミもおすすめ。

information
SOMEWHERE(サムウェア)
バー

住所:京都府京都市中京区下御霊前町631-3 岡崎ビル2F
TEL:なし
営業時間:16:00~24:00(休みの翌日は19:00~)
定休日:木休ほか不定休あり
席数:8席
お酒はナチュラルワインやジン、ウィスキーなど豊富に。果物を使ったツマミは5種ほど。

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