鎌倉で買うから意味がある。店主のこだわりが光る買い物スポット5選
1. amanai(アマナイ)/由比ガ浜大通り
約100年前に住居として造られたというこの建物と同じように、50年、100年と長く愛される“道具としての日用品”を扱う店。「私が思うに、道具とは手や体の補佐をするもの。ハサミやコーヒーミルなど、古き良きデザインを集めています」と、店主。できる限り作り手を訪ねて回り、現代の人に伝えている。
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-1-2
TEL:なし
※営業日や営業時間は時期により異なるためwebで確認を https://amanai.jp/
2. Tea &Teaware Bluewater(ティーアンドティーウェア ブルーウォーター)/由比ガ浜大通り
由比ガ浜大通りから海の近くまで少し足を延ばすと、緑に囲まれた気持ちのいい空間が現れる。スコーン好きが高じて紅茶を学び始め、ティーインストラクターとなった中島恵子さんによるティールームだ。20種ほどの茶葉の中でも、「ミルクティーブレンド」と国産小麦を使ったスコーンの「クリームティーセット」がおすすめ。
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-8-27-10
TEL:なし
営業時間:12:00~18:00(水15:00~19:00)
定休日:日月休
席数:11席
3. Kubuni(クブニ)/由比ガ浜大通り
デザイナー平山恵理さんによる天然素材を使ったアイテムを展開。素材や色柄はシーズンによってガラッと変わり、2024年秋冬の新作は、スエードのようなコットン生地にポップな差し色を入れたユニセックスなデザインをメインに。「製造をお願いしているバリ島の職人たちの腕がよく、年々新しいことにチャレンジしてもらっています」(平山さん)。
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-1-32
TEL:なし
営業時間:12:00~17:00
定休日:月休
4. POMPONCAKES GARE(ポンポンケークス ギャレ)/御成通り
梶原の人気洋菓子店が鎌倉駅前にオープン。店主の立道嶺央(たてみち れお)さんが目指すのは、町のカルチャーセンターのような存在だという。「1階の書店〈たらば書房〉で買った本を読んだり、地域の情報をキャッチしに来たり、みんなの空き地のようになれば」(立道さん)。イベントの詳細はInstagram(@pomponcakes_gare)で。
住所:神奈川県鎌倉市御成町11-40 Mビル2F
TEL:0467-73-8303
営業時間:11:00~19:00
定休日:月休
席数は展示によって変動。1階の〈たらば書房〉は立道さんや鎌倉在住の陶芸家・豊田麗さんも好きな書店。「一見、昔ながらの小さな本屋さんなのに、よく見ると品揃えがただ事じゃない。マンガやメジャーな雑誌がある一方で、建築系の専門誌、古典に思想、宗教学などの書籍が並び、町の文化度の高さを実感します。画集や写真集をはじめ美術工芸分野も充実していて、ちらっと寄るだけのはずが長居することも。いつまでも変わらずあり続けてほしいですね。」(豊田さん)
5. CHIC FLOWER STAND(シック フラワー スタンド)/御成通り
フローリストの大松和子さんが洋菓子店の跡地に開いたショップ。一歩入ると、壁に沿って陳列されたみずみずしい草花に癒されていく。「季節によって花の種類は変わっても、色合いは統一しています」(大松さん)。アレンジやブーケはもちろん、生花を飾りづらい場所で暮らす人でも楽しめる、ポスターのようなカレンダーやアロマスプレーも。
住所:神奈川県鎌倉市御成町9-42
TEL:0467-33-5838
営業時間:11:00~17:00
定休日:水木休