ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーの親子共演。主演のクララとエマ監督にインタビュー | 映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』
名優ユアン・マクレガーと実の娘で俳優・プロデューサーのクララ・マクレガーがW主演で親子役を演じた話題作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』(2024年7月5日より公開)は、疎遠だった父と娘が再会、2人きりで旅に出るロードムービー。実際に問題を抱えた時期があったというマクレガー親子がその経験を乗り越え、描いた父と娘の“愛と回復への旅の物語”。主演のクララ・マクレガーと、監督を務めたエマ・ウェステンバーグにオンラインでインタビューをしてみました。
映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』
何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば2人の溝を埋められるかわからない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきたとき、2人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。(7月5日より新宿ピカデリー他全国公開)
監督:エマ・ウェステンバーグ
脚本:ルビー・キャスター、クララ・マクレガー、ヴェラ・バルダー
出演:ユアン・マクレガー、クララ・マクレガー
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「当て書きしました。お父さんにラブレターを書くつもりで」
――離れて暮らしていた父と娘が久々に会い、旅をする物語です。アルコールとドラッグの依存症に陥っている娘と、かつての自分もそうだった父。どこか危なっかしい親子の話ですが、クララさんが脚本のベースを書いて始まったと聞いています。この話を書こうと思ったきっかけは?
――ご自身の体験がベースにはある?
――エマさんはどういう経緯で監督をすることに?
――この物語は自分自身の話でもあると?
――父と娘のロードムービーになっていますが、エマ監督のアイデアですか?
――じゃあ、最初からお父さんが出ることを想定して?
――サンディエゴからニューメキシコまで、2人のクルマはアメリカの砂漠地帯をずっと移動していきます。エマさんが監督して話題になったジャネール・モネイのミュージックビデオ『PYNK』も砂漠が舞台でした。岩山とか寂れたモーテルとか、そういうロケーションは好きですか?
――クララさんとお父さんの2人劇のようでもありましたが、気恥ずかしさ、難しさはなかったですか?
――エマ監督から見て、撮影中のクララとユアンはどんな親子でしたか?
――ドライブ中に娘が父に「おしっこしたい」というセリフが映画の中で何度も繰り返され、途中とんでもない展開になるのが面白かったんですが(笑)。このアイデアはどこから?
――父と娘、あるいは、親子の話で好きな映画はありますか? オススメの映画とか。
――ところで、本作は、クララとヴェラがプロデューサーで、エマが監督、女性たちがメインで映画を作っています。日本は、一般社会においてもクリエイティブの場においても、まだまだ男女格差が大きく、先進国ではかなり立ち後れています。エマさん、クララさんたちはどうですか? 映画業界で監督として、プロデューサーとして難しさを感じることはありますか?
――今回の映画はどんなふうに観てもらいたいですか?
――次に挑戦してみたいのはどんな映画ですか?