【チェコ】世界的絶景に出会える、首都・プラハの旅。
中世ヨーロッパの街並みが残っている美しい国、チェコ共和国。北海道とほぼ同じ広さの領土中には、ユネスコ世界文化遺産が16、世界無形文化遺産が9も存在する。なかでも、首都プラハには代表的な観光名所のプラハ城や、旧市街、ヴルタヴァ川にかかるカレル橋などが点在している。「百塔の街」とも称される、美しいプラハの街を歩いてみよう。
プラハ城、最大の見どころ〈聖ヴィート大聖堂〉
プラハ城の内側に位置する〈聖ヴィート大聖堂〉は、世界最古かつ最大の城としてギネスに認定されている。さらに、城内には歴代ボヘミア王の墓も存在し、チェコの歴史を感じる重要な城として世界中から多くの観光客が集まる。
大聖堂の中に入ると、アーチ状に造られた高さ34mの天井。そして、繊細で美しいステンドグラスから優しい光が差す、神秘的な光景に圧倒される。最終的な完成に600年かかったと伝えられる美しき遺産は、プラハ観光に欠かせないスポットだ。
図書館とビール醸造所、絶景も楽しめる〈ストラホフ修道院〉
〈ストラホフ修道院〉は12世紀に創設されたボヘミア最古の修道院で、プラハ歴史地区内の世界遺産にも登録されている。さらに、修道院内には世界一美しいとされる図書館や歴史が古いビール醸造所もあり見どころ満載。プラハ中心部から徒歩圏内にも関わらず、丘の上からプラハの街並みが見渡せる絶景スポットとしても人気。
プラハ旧市街から、ヴルタヴァ川に架かる〈カレル橋〉
王宮プラハ城と旧市街地を繋ぐ橋として造られた〈カレル橋〉は、1402年に完成したプラハ最古の石造りの橋だ。モルダヴ川に架かる橋には30体の聖人像が並び、中でも「聖ヤン・ネポムツキー像」は触ると幸運が訪れると伝えられ、観光客も足を止めるパワースポットとなっている。また、夜に訪れるとライトアップされたプラハ城を眺める、ロマンチックな絶景を堪能できる。
プラハの絶景を眺める特等席〈スターバックスコーヒー プラハ城店〉
プラハ城の正門近くにある〈スターバックスコーヒー プラハ城店〉は、テラス席から世界遺産に登録されている「プラハ歴史地区」の景色を見渡せる人気スポットだ。テラス席の他、注文カウンターもある地下には室内席もあるため雨の日も安心。プラハ城や旧市街地散策の休憩の際に訪れることをおすすめしたい。
歴史的建造物に囲まれる〈旧市街広場〉
プラハ歴史地区にある〈旧市街広場〉は、ゴシック様式やバロック様式など様々な歴史的建造物などが並ぶ名所だ。シンボルとなる旧市庁舎と、そこに設置されている天文時計をはじめ教会や宮殿など、まるで絵本の世界のような風景が広がる。冬にはクリスマスマーケットが開催され、クリスマスツリーやイルミネーションを楽しめる。
夜の散策はボートクルーズへ。チェコビールも堪能
日中、プラハの街を散策したあとは、夜のボートクルーズでゆったりとした時間を楽しむのがおすすめだ。だんだんと日が暮れていくプラハの街並みを眺めながら、チェコビールとローカル料理を堪能できる。
ローカルで賑わうレストランでランチ〈Červený Jelen〉
かつて銀行だった建物をリノベーションした〈Červený Jelen〉は、ローカルにも人気のモダンレストラン。特別なグリルを使用し、9ヶ月乾燥させたブナやチェコの森のオーク材で牛肉や魚、自家製パンを焼く、こだわりのグリル料理が人気だ。旧市街地エリアからも近く、ランチやディナーにおすすめ。
立地、居心地がいい自然派ホテル〈Botanique Hotel Prague(ボタニック ホテル プラハ)〉
〈ボタニック ホテル プラハ〉は、自然からインスピレーションされた4つ星のモダンホテル。有名なチェコのデザイナーが手がえけた客室には、ボタニカルをテーマにした家具やオーガニックのアメニティなどが揃う。また、ホテルのすぐ目の前にはバス停やスーパーもあり、旧市街広場へも歩いて15〜20分ほどでアクセルができプラハ観光におすすめのホテルだ。
世界遺産の宝庫、チェコ共和国へ
日本からチェコ共和国までは、ヨーロッパや中東で乗り継ぎプラハ国際空港へ。首都プラハへは、バスもしくはタクシーを利用。
■チェコ政府観光局:www.visitczechrepublic.com