横浜・日ノ出町で夢の“1棟貸切”も。 高架下の“車輪つきのちいさな家”〈タイニーズ 横浜日ノ出町〉で宿泊体験!
“ちいさな家”という意味を持つ、アメリカ発の車輪つき住居「タイニーハウス」。横浜・日ノ出町の高架下には、そんな誰もが憧れる“移動式のおうち”に宿泊できる〈タイニーズ 横浜日ノ出町〉があります。実際に宿泊してみたので、その様子をレポートします!
横浜・日ノ出町で憧れの「タイニーハウス」に宿泊。
〈Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ 横浜日ノ出町)〉は、日本初の高架下タイニーハウス複合施設です。海外では目にする機会がある、移動しながら生活できる「タイニーハウス」をホステルとして再利用し、さらにカフェラウンジや水上アクティビティー拠点として活用しています。
“高架下”という響きだけでも、隠れ家感があってワクワクしてしまいますよね。まずは、階段を登った先にある受付でチェックインを済ませましょう!
地元食材やオリジナルビールが楽しめるカフェ&ラウンジバー。
チェックインを済ませたあとは、受付の目の前に広がっているオープンスペース〈Tinys Living Hub(リビングハブ)〉に立ち寄ってみました。宿泊者以外でも利用できるカフェ&ラウンジバーです。
普段は開放的なテラス席でお食事やドリンクを楽しめますが、冬季は靴を脱いでくつろげる“こたつ席”に様変わりします!また、春から秋にかけては、横浜の地場野菜や国産銘柄肉をメインに使った毎年人気の「BBQコース」、冬は地場野菜や三崎直送マグロを贅沢に使った「こたつ鍋コース」と、季節に合わせた料理も楽しめますよ。
そして、ここに訪れたらぜひ注文してほしいのがオリジナルの“クラフトビール”。横浜のビール工房〈横濱金沢ブリュワリー〉と共同で、季節ごとにコンセプトの異なるビールを開発しています。ちなみに3月からは、春をイメージした新作「HanaUta」が登場。言うまでもなく、開放感あふれるテラス席で飲むビールは最高でした!
さらに施設には、目の前を流れる「大岡川」で近年人気の水上スポーツ「SUP(サップ)」を楽しめるアクティビティステーション〈Paddlers+(パドラーズプラス)〉も併設しています。アクティブな旅を楽しみたいなら、ぜひ遊んでみてくださいね。
〈Tinys Living Hub(リビングハブ)〉
■神奈川県横浜市中区日ノ出町2-166先
■045-334-8309
■13:00~18:00、土日祝11:00~
■火休
〈Paddlers+(パドラーズプラス)〉
■10:00~17:00
■200円/1回(別途シャワーは300円/10分)
※利用は各Sup Group(横浜SUP倶楽部、水辺荘)に直接お問い合わせください。
※原則、利用は岡川桜桟橋使用者に限ります。
コンセプトが異なる3棟のホステル。
次はお楽しみのタイニーハウスを活用したホステルへ。ホステルは3棟ありますが、すべてコンセプトやインテリアが異なるところにこだわりを感じます。宿泊プランは、「1棟貸し切り」「ドミトリー(男女別)」から選ぶことができるので、家族や仲間同士の滞在は1棟貸し切り、旅行者との交流を楽しむならドミトリーと、目的に合わせて選んでみてくださいね(現在は感染拡大防止のため貸し切りのみで提供)。
ホステルは本物のタイニーハウスを使っているので、コンテナを引っ張るための“シャーシ(車台)”や車輪がついているなど、普通のホテルでは感じられない趣があります。このまま旅に出たら楽しそうだな~!
今回私が滞在した棟は、未知の「発見」をテーマにした「Discovery」。ドミトリータイプのベッドは、まるでバックパッカーになったような気分を味わえます。
シンプルな空間ではあるものの、コーヒーやバスグッズ、ドライヤーなどの基本的なアメニティはバッチリそろっています。高架下ということもあり、電車の音が気になる人のために耳栓があるのはうれしい心遣い。エアコンは完備されていますが、肌寒いときのためにベッド下の引き出しには毛布も用意してあります。
建物の外にはテラス席もあるので、温かい日はここでカフェやお酒を楽しむのも良さそう!
今回は貸し切りで滞在しましたが、こぢんまりとした空間だからこそ“自分だけの秘密基地”のように楽しめます。ゴトン、ゴトンという電車の走る音を聞きながら、時間がゆっくりと流れるように感じられました。
ちなみに、室内にはコンセントとWi-Fiが完備されているので、ちょっとしたワーケーションにも良さそう。また、客室にオートロックキー、共有入口にダイヤルキーという2段構えのキーがあるので、セキュリティ面でも安心です。
また、横浜・日ノ出町は“アートのまち”として街づくりを進めているそうで、街中にはアトリエが点在しています。滞在中は、街を歩いてアートな雰囲気を感じてみるのも面白いですよ!
今回の宿泊は、いつもとちがった空間だからこその冒険感もあり、なおかつ自分の時間をのんびりと満喫できた気がします。なかなか自由に旅ができない今、お近くの人は「タイニーハウス」で旅気分を味わってみてはいかがですか?
〈Tinys Hostel(タイニーズ ホステル)〉
■神奈川県横浜市中区日ノ出町2-166先
■045-334-8309
■チェックイン 16:00~22:00、チェックアウト~10:00
■ドミトリー(男女別)3,500円~/1人1泊、1棟貸し切り 18,000~/1棟1泊(4名まで同料金)
■公式サイト