椎ノ木しいのき
- 東京都世田谷区桜3-7-13 サンビレッジ橋本1F
- Phone: 03-3429-8001
- 9席禁煙
- 18:00~24:00(23:00LO)
火水休
No. 1146
いま東京で、絶対に行きたい店
2017年11月16日 発売号
ステージを囲むライブのような一体感。これぞこの店の醍醐味。学芸大学の人気店〈オステリアバル リ・カーリカ〉の3号店として今年4月にオープンし、すぐさま話題に。開店直後から満席になる予約困難な店なので、そのあとを狙っての立ち飲みスペースもにぎわう。前菜をつまみながら待つ間に席が空き、メインをじっくり味わえるという寸法。ビールを自分で取り出すセルフなのも立ち飲みらしい。
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- 日本酒バー 蕎麦 蕎麦シカモア世田谷通り沿いにある上町を代表する名店。ご近所の〈亜細亜食堂サイゴン〉にインスパイアされて考案したという「海老とパクチーの水餃子 蕎麦つゆ仕立て」900円や、〈工芸喜頓〉で購入した器など、この町と店主・小川亮さんの関係性から生まれたものは数知れず。旬の食材を使った肴も充実し、蕎麦まで辿り着けないほど。「長崎県対馬産の真サバすだち〆炙り」1,200円と日本酒を楽しんで、香りとのどごしが抜群の茨城県桜川産の「十割そば」750円を〆に(各税込)。
- 飲茶・点心 鹿港世田谷通りに面した〈鹿港〉は、冬ともなれば地元の人で行列ができる人気店。店の奥で次々と肉まんが蒸されている様子が目に飛び込んでくる。台湾の老舗〈振味珍(ゼンウェイゼン)〉で修業した店主・小林貞郎さんが、門外不出のレシピで作った皮とジューシーな具が詰まった肉まん120円。一口頬張れば、この街で〈鹿港〉が愛されている理由がわかるはず。優しい甘味のあるふわふわの蒸しパン・饅頭も、思わず頰がほころぶ幸せな味だ。餡饅130円、饅頭80円、自家製豆乳180円。
- カフェ 喫茶店 洋菓子・焼き菓子 トロッコショーケースには、サクッと焼き上がったボリューム満点のマフィン400円、噛みしめるたびに小麦の甘みが広がるスコーン250円など、素材のおいしさがギュッと詰まった焼き菓子が並ぶ。また、静岡にある人気ロースター〈IFNi ROASTING & CO.〉のアイテムがすべてそろうのは直売所とここだけ。コーヒー380円(各税込)と合わせてイートインもぜひ。クッキーやグラノーラの量り売りもあり。素材はすべてオーガニックで、乳製品や卵などを使用していないヴィーガン仕様。
- 割烹 小料理屋 椎ノ木世田谷線上町駅から歩くこと15分。九州出身の店主が2年前に開いた小さなお店。「毎日食べられるしっかりしたご飯ものを」と、ディナーのみの営業ながら「夜定食」を提供する。主菜はもちろん、小鉢や漬物まで自家製。味噌汁は一杯ずつ小鍋で作り信州味噌をとくため風味豊か。写真のほか「日替わり定食」1,300円(税込)も。
- カフェ コーヒー専門店 サンドイッチ YOUR DAILY COFFEE上町に〈YOUR DAILY COFFEE〉ができたのは今年1月。そこからあっという間に、地元で愛されるコーヒースタンドに成長した。大きな窓からは日の光がよく入り、店主の中村謙太さんが丁寧に淹れるスペシャルティコーヒーの香りに包まれた店内は、日常のせわしなさから少し解放させてくれる。コーヒーのお供に相性抜群のピザトーストや日替わりの焼き菓子といったフードメニューも大充実! ドリップコーヒーS 350円、エスプレッソシングル200円、厚切りピザトースト450円。
- その他アジアンエスニック料理 亜細亜食堂サイゴン 上町店ベトナム人とネパール人、2カ国のシェフを擁するこの店は、オリジナルで考案したアジア全土の味が人気。ベトナム料理は現地の味そのままに、日本人の口に合うメニューも数多く用意する。「バイン・クオン」(前・920円)は、現地では皮を楽しむ料理だが、ここでは具沢山に仕上げ。「ベトナム風豚のつくね」(奥・720円、各税込)も定評あり。