第40回　チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉！」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・40】人生初の声優に挑戦したのは憧れのあの番組！

以前にこの連載でNHK Eテレの音をテーマにした子ども向け番組「オトッペ」に息子より僕がすっかりハマっているとお話ししましたが、なんと、僕が「オトッペ」に声優として参加させていただくことができました！

秋の新キャラクターとして放送される予定なので、みなさんぜひ、声に注目して「オトッペ」を見てください。僕にとってもはじめての声優の仕事で、緊張しました。でも、一緒にアフレコをしたシーナ役の久野美咲さん、ウィンディ役の井口裕香さんがさすがプロで僕にあわせてくれたのでとてもやりやすかったです。１話だけだし、収録はあっという間に終了。正直、もっとやりたかった！

演じたのは、僕の名前にちなんだキャラクターです。スタッフの方がわざわざゴリゴリの関西弁キャラを用意してくださって、うれしかったですね。息子がいたからこそ、ご縁のあったお仕事です。不思議なもんやなあと思いますね。このHanakoママの連載だって、息子が生まれたからこそできたことで、息子が生まれてきたことで知ることがたくさんあって、本当にすごいことやなと思います。

だって、徳井はよしお兄さんのこともりさお姉さんのことも知らないですからね。この間、徳井がレギュラーの番組でよしお兄さんこと小林よしひささんとりさお姉さんこと上原りささんがゲストできたと話をしていて、「二人とも!?それは、すごい！」と僕が感動していたら、「え？そんなにすごいことなん？」とびっくりされましたから。子どもがいなかったそんな感じでしょう。

今、息子は「パプリカ」が大好き。それだって、子どもがいなかったら、この名曲のこともまだ知らなかっただろうなと思います。でも、子どもたちの間ではもはや常識ですもんね。この間も、公園にある小さなステージで４、５歳くらいの男の子と女の子が「パプリカ」を歌いながら踊っていて、息子もまだ上手に踊れないものの、手で花を作って、なんとかそこに参加しようとしていました。１歳と４、５歳ってけっこう違うと思うんですけど、そのどちらにもちゃんと響いているんですよね、「パプリカ」って。これだけ、子どもたちに受け入れられる曲を作れる米津玄師さん、本当にすごいと思います！