第44回　チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉！」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・44】イヤイヤ期 が到来!? 息子のはじめての自己主張は？

12月で２歳になった息子。一般的にイヤイヤ期と言われる年齢になりましたが、まだ強烈な“イヤイヤ”をされることはないですね。ただ、少しずつ自己主張をするようになってきたな、とは思います。

先日も、奥さんが朝が早くて７時ころに出て行って、帰りも８時くらいになることがあった。ちょうど夕ご飯も終わって、お風呂に入ろうかというころ。普段、僕が家にいる時は、息子は僕とお風呂に入っています。でも、その日に限っては「ママと入る！」と言って聞かなかった。まあ、朝からママがいなくて、パパと２人で朝ごはんを食べて、保育園行って、お迎えもパパで、また２人で夕ご飯を食べて……としていたら、風呂くらいママと入りたい！となる気持ちもわかります。

そういう自己主張は増えてきていますね。あと、お気に入りの服はなんとなくあるようで。ちょっと大人っぽいダンガリーシャツを保育園に着て行ったら、立て続けに先生何人かに「かわいいね」と褒められた。それで気をよくしたのか、いつもそればかり着たがるようになったんです。お前、全身紺色やぞ、大丈夫か？という時がよくあります。

あとは、スリッパもそうですね。大人のスリッパを履きたがるので、子ども用のスリッパを買ってあげて履いたところを「似合ってる！」「履くの上手！」とめっちゃ褒めていたら、それ以降、ことあるごとにスリッパを履いてこっちをみてくるようになりました。褒めてほしい…とこっちを見てきます。

そんなこともあって、気に入るような好きなものを買ってやろうと、先日トミカのTシャツをおみやげで買ってきたんですが、それは全然違ったみたいで着てくれません。色が黒だったのがあかんかったのかなあ…。赤とか黄色とかわかりやすい色が、きっと子どもにはいいんですよね。

大人の好みと子どもの好みって違いますからね。うっかり大人のセンスで買うと大失敗してしまうんだ……と気付いたのも、この自己主張がはじまってからです。こっちはよかれと思って、ちょっと小洒落た木の器とか買ってきますけど、子どもはプラスチック製の、新幹線の形したトレイとかのほうがめっちゃ喜ぶっていう。まあ、しゃあないかなと思います。今は、喜んでくれるほうが大事ですもんね。