第90回 チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉!」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・90】寝かしつけはママ担当。たまにパパが代わってみると……。
2017年12月、待望の第一子となる男の子が誕生! 新米パパとして、まだまだわからないことだらけだと言う福田さんの育児日記です。子どもとの毎日の暮らしの中でみつけた発見や感動、ときにするどい(!?)ツッコミを赤裸々に語っていただきます!
「……ママと一緒がよかった」と言われた時のパパの気持ち。
夜の息子の寝かしつけ担当はママです。息子は寝つきがいいほうではなく、絵本を読んであげたり、大好きな恐竜のカタログを一緒にみてあげたり、そんなことをしてから寝つくのに30分から1時間ほどかかります。毎日、毎日だと本当に大変です。たまには、ママも息抜きしたら、と僕が寝かしつけを代わることもあります。
奥さんは、友達と近所の銭湯に行くのが好き。なのでたまには、ゆっくり行っておいでよと送り出してあげることにしました。「今日はママお出かけだよ。パパと一緒に先に寝てようね」というと「パパはヤダ」と言う息子。「じゃ、一人で寝る?」と聞くと「一人はヤダ、一緒に寝て」となります。それで、ベッドに一緒に行くのですが、お布団の中で必死に泣くのを我慢している様子。「ひっく、ひっく」としているので、顔をのぞきこむと「……ママと一緒がよかった」。
これは、ママはかわいくて仕方ないやろな、と思いました。その一方でお前、今一緒にいるパパの気持ちまったく考えてないな……と思いました。それ言われるパパの気持ちも考えてほしいもんです。でも、そのあとちゃんと寝てくれたのでよかったです。仲良しのスタイリストさんに聞いたら「うちの子は絶対にママと一緒じゃないと寝ない」とおしゃっていたので、文句を言いながらも寝てくれるだけいいのかなあと思っています。
そんな感じで息子の中ではパパとママの役割分担がしっかり決まっています。寝かしつけはママ、朝ごはんを食べるのを手伝ってくれるのはパパ。一緒に絵本を読むのはママ、恐竜のフィギュアで一緒に遊ぶのはパパ。寝かしつけのときはパパ不要ですが、こと恐竜のこととなるとママが参加しようとすると「ママは恐竜が好きじゃないでしょ!」と一蹴しています。別にママも恐竜が苦手とかじゃないと思うんですが……。そこはパパ担当としてくれているので、僕としては、この担当だけは死守していきたいなと思っています。