超人気器作家も集結！ 「eatrip」が主催する食の未来を考えるイベントが開催。

超人気器作家も集結！ 「eatrip」が主催する食の未来を考えるイベントが開催。

LEARN 2025.10.09

料理人、野村友里が2021年から開いてきた展覧会『衣・食植・住』。シリーズの締めくくりとなる『食』展が今年10月10日から開催される。

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食に携わる者として、長い間生産者と深いつながりをもって活動してきた料理人の野村友里。あらゆる生命の循環を支える源は“土”にあるという意識を持ち、近年は自身が手がけたグロサリーショップ〈eatrip soil〉でもハーブや木などのグリーンを育て、 土を尊ぶ生活を続けてきた。

2025年10月10日より開催される『衣・食植・住 “Life is Beautiful”』は、生きるために不可欠な“衣食住”の未来へと思いを巡らせる場だ。

2021年の『衣』は古来から神聖なものとして扱われてきた大麻（おおあさ）との出会いから、日本の原風景を辿る展示。2023年の『住』は、パンデミックの中、本当に安心できる住環境を考え、古来から日本の「住＝居場所」を守り続けてきた「米＝稲」に注目した。締めくくりとなる今年は、「命をつなぐため」に食されてきた植物である「米」を、“食”の観点から今一度見つめ直す。

二階堂明弘、内田鋼一、小野哲平、十場天伸・十場あすかなど野村と関係の深い作家たちも表現者として集結。伝統技法と現代の感性を融合させて稲わらからファッションやプロダクトなどを制作するプロダクトデザイナーなど、様々な表現者とともに「私たち（日本人）はなぜお米を食べるのだろう？」という根源的な問いに向きあう機会だ。