防災にも使えて一石二鳥。アウトドア初心者がまず揃えたい用品17選
やましろ・さくら/ハナコラボ パートナー。1988年静岡県生まれ。プロデュース企業〈BRIGHTLOGG,INC.〉に所属し、さまざまなブランドデザインのディレクションに関わる。キャンプ好きが高じメディアでのコラムの執筆も多数。
カタチから入るのもアリ!「あったら便利」なスタメンたち。
アウトドア用品は実用的なことはもちろん、その場の気分を上げてくれるデザイン性や使いやすさも大切。山城さんが愛用するグッズを大公開。
[ CUTTING ]
[ KITCHEN ]
[ GRILLING ]
[ LIVING ]
[ CONTAINER ]
COOKING TIPS 上級者に見える技。
キャンプ飯はワイルドになりがちだが、ハーブやスパイスを一振りしたり、ジャムを添えたりするとあら不思議。一気にハイセンスな一品に。手抜きの術を知るのも手。
【 マーマレード 】
「おしゃれな料理を作りたい時は、あると便利」と話す意外な食材。スペアリブを焼肉のタレに漬けて焼き、マーマレードを添えるだけで華やかになる。もちろん、翌朝のトーストにも活躍間違いなし。
【 万能スパイス 】
アウトドアショップ〈Orange〉によるスパイス「ほりにし」は、定番として欠かせない選手。肉、魚、野菜、とどんな食材にも合う。「ピクニックの時にフライドポテトにかけるだけでも気分アップ!」
【 ローズマリー 】
肉や魚と一緒にグリルすると香りが引き立ちおいしくなるだけでなく、彩りの一つにも。白ワインやリンゴジュースなどドリンクに浸しておくと香りが移り、上質なカクテルのように楽しめる。
【 パック寿司 】
「キャンプ場に着いて空腹のまま設営はできないけれど、火おこしはまだ。という時にパック寿司が最高」。アウトドア界隈では「寿司スタート」の合言葉もあるくらい、1食目のお決まりなのだ。
TAKIBI EXAM 安全に焚き火ができるように。
キャンプでの難関の一つ、焚き火。山城さんが「参加してよかった」と話す検定&講習は要チェック。
初めてのアウトドアで楽しさを実感できたら、もっと学びを深めてみたくなるもの。「日本焚き火協会」が主催する「焚き火検定」が山城さんのおすすめだ。
「効率的な火おこしを学べることはもちろんですが、中でもタメになったのは、着火剤を使用しない火おこしや風速によって焚き火が危険であると知れたこと。体感で大丈夫だと思っても、絶対にやめて、というボーダーラインがあるんです」。身につけたい知識だ。

検定は実技と筆記。素人だけで手を出すのは難しい薪割り体験からスタート。

自分で作った自然の着火剤「フェザースティック」で火おこしチャレンジ。
火おこしから消火まで、実技を通して学び、体験できる検定。受講者は『日本焚き火協会認定 焚き火スト』の資格を獲得できる。年に2回開催。場所や日程など、詳しくは「日本焚き火協会」の公式サイトから。
https://www.takibi-japan.jp/

















