スーパーで品薄の食材を使わずに手作りできるお菓子のレシピ

MAMA 2020.05.20

外出自粛が長引く中、自宅で料理やお菓子作りを始める人が多くなりましたね。ステイホームの影響で買いだめする人が増えたのでしょうか、スーパーでは強力粉や薄力粉、ホットケーキミックスなどの粉ものや、お菓子作りに必要なバターが品薄になっています。必死になって在庫のあるスーパーを探すのではなく、違う材料で作ってみてはどうでしょうか。薄力粉やホットケーキミックスが無いなら、米粉や片栗粉で作れるお菓子のレシピをご紹介いたします。

①片栗粉で作る『ごまのチュイール』

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【材料(20枚分)】

卵白(Mサイズ)・・・1個分

片栗粉又はコーンスターチ・・・30g

太白ごま油又は米油・・・10g

グラニュー糖・・・30g

黒ごま・・・30g

白ごま・・・30g

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【作り方】

① ボールに卵白、グラニュー糖、太白ごま油を順に加え、その都度泡だて器で混ぜる。

② 片栗粉、黒・白ごまを順に加えて混ぜたら、ラップをして冷蔵庫で30分程休ませる。

③ クッキングシートの上に、ティースプーン1杯ほどをのせて、スプーンの背でできるだけ薄くのばす。

④ 170℃に温めたオーブンで20分程度焼く。

【コメント】

なるべく生地を薄くのばすことが、サクッとした食感になるポイントです。焼いた後少し冷めてから食べた時にサクッとした食感になっていない場合は、追加で数分焼いてください。黒ごまと白ごまの割合はお好みで変更してくださいね。

②米粉で作るホットケーキ

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【材料(4枚分)】

米粉・・・160g

卵・・・2個

牛乳・・・160ml

砂糖・・・30g

塩・・・1つまみ

ベーキングパウダー・・・6g

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【作り方】

① ボールに米粉、砂糖、塩、ベーキングパウダーを入れ、泡だて器で混ぜる。

② 別のボールに卵、牛乳を入れて混ぜたら、①を加えて再び混ぜる。

③ フライパン又はホットプレートに薄く油(分量外)を敷いて弱火で加熱し、お玉1杯分の生地を流し入れて焼く。表面にぷつぷつと穴が空いてきたら裏返して両面焼く。残りも同じように焼く。

④ 器に盛り、お好みでメープルシロップをかけたりフルーツをのせる。

【コメント】

ホットプレートで焼くと、表面が均一できれいな焼き色に仕上がります。お好みでココアパウダー(5g)や抹茶パウダー(5g)などを加えてオリジナルのホットケーキを作ってみてもいいですね。

必要な人に食材が届くために

6スーパー

食品は十分な量があるので買いだめは不要と呼び掛けていても、買い占めや転売品を買ってしまう人がいるのは、不安な気持ちからくるものなのかもしれませんが、冷静な行動をとってほしいものです。

なぜなら、特定の食品の買い占めは、食物アレルギーの対策や治療のために、どうしても必要な人の手にわたらない可能性が出てくるからです。例えば、牛乳アレルギーがあり自宅でパンを焼いている人は、強力粉やドライイーストの品切れにより、自宅でパンが焼けなくなってしまいます。他にも、小麦アレルギーの治療として、経口免疫療法(※1)を行っているご家庭では、強力粉や薄力粉が売り切れてしまうと治療を継続できなくなってしまいます。

誰かの健康や命に関わることなので、本当に必要な人の手に食材が届くように、一人ひとりが今必要でないものの買い物は止めて、家にある食材でお料理やお菓子作りを楽しみましょう。

※1:自然経過では早期に耐性獲得が期待できない症例に対して、事前の食物経口負荷試験で症状誘発閾値を確認した後に原因食物を医師の指導のもとで経口摂取させ、閾値上昇または脱感作状態とした上で、究極的には耐性獲得を目指す治療法(食物アレルギー診療ガイドラインより)

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