前田紀至子のロワール旅 第3回 寝ても覚めてもロマンティック!シャンボールとトゥールでお花&お城を満喫
ロワール地方といえば、古城巡りも欠かせません。あの映画に登場するお城のモデルにもなったと言われているシャンボール城をはじめ、寝ても覚めても乙女心をがっつりくすぐるお城と花々がいっぱい!絶対に押さえたいフォトジェニックなポイントも含めてご紹介します。
思わずなりきり!まるで童話の世界な「あのお城」へ。
ロワール地方でもっとも有名なお城といえば、やはりシャンボール城では?レンタ船から湖越しにお城を写せば、水面に映るという光景も相まって夢のように幻想的に撮れてしまいます。
映画「美女と野獣」のお城のモデルになったと言われているシャンボール城。思わずなりきって撮影したくなるほど繊細かつ絢爛。
〈Visites de la réserve〉というシャンボール城の周りを車で回るサービスも。珍しい動物を発見出来たなら、ラッキー。
洒落たプチホテルはフランス旅に欠かせません。
この日のホテルは〈LA MAISON D'À CÔTÉ〉というスタイリッシュなプチホテル。快適かつモダンで、ついついずっとホテルで過ごしたくなります。
1階のダイニング〈CÔTÉ Bistro〉は気軽に利用できるのに、気が利いていておいしいから、夜は連日地元のお客さんでいっぱい!
朝食も品が良くて、センスも抜群。これぞまさに憧れのフランス生活。
ロワールにはお城がたくさん!折角ならお気に入りを見つけたい。
ショーモン城ではその美しいお城と併せて、国際庭園フェスティバルや現代アートも愉しむことができます。見所がありすぎて堪能するにはたっぷり1日必要かも。
元々は城塞だったというアンボワーズ城ですが、後に多くの知識人や芸術家がここに招かれたのだとか。例えば、レオナルド・ダヴィンチもその一人。
レオナルド・ダ・ヴィンチ最期の地 クロ・リュセ城では、モナ・リザというドラマテイックな名前の薔薇も発見!
もっとも綺麗なフランス語が飛び交う!?トゥールの街へようこそ。
トゥールへ到着。ここは中央フランスゆえにもっとも綺麗なフランス語が話される街なのだとか。早速レストラン、〈SAINT HONORE〉で野菜たっぷりのディナーを。気さくな雰囲気ながらも、地下のセラーには美味なるワインが目白押し。
トゥールでは〈Hôtel Oceania L'Univers〉に宿泊しました。照明やインテリアが可愛すぎて、思わず歓声をあげてしまうほど。
トゥールの街には〈Les Belles Caves〉という屋内型の市場もあるので、誰もが一度は憧れる、「住むように過ごす」だって実現可能。
妖精の城とも呼ばれているリヴォー城には、おとぎ話をテーマにした14の庭園が。美しく手入れされた花々が咲き誇っています。
右を見ても左を見ても麗しいものばかりのシャンボールやトゥール。次から次に現れる古城を見続けていると段々慣れてくる自分に少しばかり動揺しながらも、自分好みのお城を探して「住むならどのお城が良いかな?」なんて想像を膨らませるのもなかなか愉しいもの。せっかくならお気に入りのワンピースで訪れるとより一層素敵な思い出になるかも!