前田紀至子のロワール旅 第1回 旅は空港から始まっている。東京とフランスを繋ぐのはエールフランスのビジネスクラス
成田空港とシャルルドゴール空港までのフライトは約12時間半。長時間の空の旅、せっかくならば…とビジネスクラスに搭乗してみました。広々とした座席や至れり尽くせりの機内食、思わず普段使いしたくなるアメニティーまで、憧れのエールフランスビジネスクラスでのフライトをレポートします。
さぁ準備万端!成田空港から機内へと快適なフライトのスタートです。
成田空港からエールフランス航空のビジネスクラスを利用する際は、出発前の時間をスカイチームのラウンジで過ごすことができます。
日中は美しい光が降り注ぐので、フライト前の1枚を撮っておくと良い記念になるかも!
今回私が乗ったのは、エールフランスのAF275便。
11時成田空港発、同日16時30分にシャルルドゴール空港到着と、日本でもフランスでも至極勝手の良い時間帯。今回で2度目の搭乗です。
エールフランスのビジネスクラス新キャビンは、ふかふかの座席とシックなデザイン、そして所々に効いている赤が流石のエスプリ。
椅子を倒せばフルフラットシートでゆったりと眠ることも出来て、気付けば熟睡。まるでプライベート空間のような居心地の良さが魅力です。
座席の隣にはおしゃれなコフレが。ノイズキャンセル付きヘッドフォン&ミラーが長旅のお供になってくれます。フライト中に必須なアイテムを入れて自分だけの空間を作りたい。
一人一人配られるポーチはスウェード風でとってもスタイリッシュ!ポーチの中には〈クラランス〉の「マルチ・イドラタンケア」やデンタルケアセット、コームなどが入っているので、機内だけでは無く、旅の間も役立ちました。
リラックスしていると洗練されたランチが登場。早くもフランス気分は最高潮!更にカトラリーは〈クリストフル〉というラグジュアリーさにもうっとり。
お待ちかねの「おいしい」がいっぱい!機内グルメにも大満足。
ワインやシャンパンと共にフルコースのランチを食べながら、大きな画面で映画を観るなんて、飛行機の中にいることを忘れるほどの至福空間。
小腹が空いたらビュッフェコーナーに直行。キッシュやおにぎり、フルーツにお菓子、カップラーメンと、何でもあるのが嬉しい。
一通り食べたいくらいにお気に入りなのですが、私はタルトやソルベをチョイス。
さすがはエールフランス!〈ラデュレ〉や〈フォション〉のお菓子もお好みでいただくことが出来ます。
着陸前にはパンと共に冷菜で軽く腹ごしらえ。もちろんデザートも美味!
あっという間に到着?入国手続きを終えて一番最初にすることとは…?
シャルルドゴール空港に到着したら、まずは〈Travel Wifi〉で4G無線ルーターをピックアップ!日本語サイトで予約しておくだけで簡単に借りられて至極スムーズな旅になるのでおすすめです。
大好きなフランスに到着するのが待ち遠しすぎることもあり、本来なら長く感じるはずのフライト。しかしながら、あまりにも心地良い空間とキャビンアテンダントの方々による極上のホスピタリティのお陰でそこはまるで天国。降機する頃には名残惜しさすら感じ、「もっと乗っていたい!」「あと10時間くらい余裕で乗っていられる!」なんて思うほど。フランスに到着してからも、全くと言っても良いくらい身体の辛さが無く、改めてエールフランスビジネスクラスの大ファンになったのでした。