“なんとなく不調”の原因は「血流の詰まり」だった⁈“血流循環力”についてのイベントを開催しました。

“なんとなく不調”の原因は「血流の詰まり」だった⁈“血流循環力”についてのイベントを開催しました。
“なんとなく不調”の原因は「血流の詰まり」だった⁈“血流循環力”についてのイベントを開催しました。
HEALTH 2025.09.05PR
冷えや寝つきの悪さ、肌のくすみなど、日々感じているモヤモヤとした不調。どうにか対策したいと思っている人も多いはずだが、ここで、先日開催した“血流循環力”をテーマにしたイベントをレポート。「血流を良くすることで体に良い変化が現れる」と話す専門家の話やヨガ講師のレクチャーを振り返る。(PR/花王)
photo_Yuki Sonoyama text_Kahoko Nishimura
profile

司会:小谷津友里
こやつ・ゆり/ハナコラボ パートナー。モデル、司会などマルチに活躍。

血流の専門家:田上恭子
たがみ・きょうこ/〈花王〉でヘルスケア商品の研究開発を担当。

ヨガ講師:磯 沙緒里
いそ・さおり/ヨガ講師・アーユルヴェーダアドバイザー。スタジオでのレッスンやオンラインスタジオを運営。

血流が良くなると、どんないいことがあるの?

マガジンハウス本社のエントランスホールを会場に行われたこのイベントは、リアルとオンラインで合計50人ほどが参加。司会の小谷津さんが「普段から“なんとなく不調”を感じている方はどれくらいいますか?」と尋ねると、なんとほぼ全員が手を挙げるという結果に。磯さんのヨガクラスにも同様の症状を感じている生徒が多いというが、その要因の一つに血流の詰まりがあるという。

「体の中には、総長約10万キロ(地球2周半分!)という血管が張り巡らされていて、その中を血液が流れています。その血液は、細胞に必要な酸素や栄養素を供給し、不要な老廃物を流す役割を担っています。何らかの原因で血液がスムーズに流れず詰まってしまうと、栄養素の供給や老廃物の回収ができず、皆さんが感じているような“なんとなく不調”が出てきてしまうんですね」(田上さん)

「つまり、血のめぐりをよくすることが、元気な毎日への近道ということですね」と小谷津さん。血のめぐりが良くなると、疲労感、筋肉の凝りや痛み、目の疲れ、肌のくすみ・乾燥、手足の冷え、寝つきの悪さなどの体のさまざまな不調に効果が出てくるという。

「症状が出る前に予防しておくのが一番ですが、症状が出てからでも、日々のケアで徐々に良くなるはずですよ」(田上さん)

「血流循環」をよくするために、できるセルフケアは?

では、実際どんなケアができるのか? ここで、磯さんが自宅でできる簡単なマッサージやヨガポーズを教えてもらうことに。

「今日は皆さん座っているので、日常にも取り入れやすい、座ったままでできることをご紹介します」(磯さん)

まずは上半身をほぐすポーズ。脇を手で揉みながら腕を回したり、手を伸ばした状態で捻りストレッチしたりしていると、手の先まで血が流れていくのが感じられる。「顔色も良くなってくはずですよ」(磯さん)

次に下半身をほぐすポーズ。手と足の指を握手するように組み、ぐるぐると回していると、今まで手付かずだった部分がほぐれていく感覚に。「ふくらはぎは心臓に血を流す大事な役割。ここをほぐすのも大切です。意外と簡単なので、毎日やりましょうね」(磯さん)

「すごく気持ちいですね! せっかく夜に集まっていただいたので、いい睡眠のためにできる動きも教えていただけますか?」と小谷津さん。最後に教えてもらったのは寝る前におすすめのマッサージだ。

耳を引っ張って回したり、後頭部をギュッと押したり。参加者からは「ぽかぽかしてきた」「なんだか眠くなってきたかも」との声も。「お風呂の中や、メイクの前にもおすすめのマッサージですよ」(磯さん)

実は、目元を温めると手足の血流が良くなるらしい!

実は、花王の研究では“目のまわりを温めると手先や足先の末端まで効率的に血めぐりが良くなる”との研究が出ている。

「なぜ、目なんでしょうか?ここからは田上さんに伺っていきます」(小谷津さん)

「はい、不思議だと思われるかもしれませんが、私たちもこの研究結果には初めとても驚きました。これには2つの理由が考えられます。

まず一つに、手足の血管の収縮には自律神経が関与しているということ。緊張すると末梢血管が収縮して血液が流れにくくなり、手足は冷たくなります。反対に、リラックスすると末梢血管が緩んで血液が流れやすくなり、手足は温かくなります。私たちの研究では、蒸気を含む約40度の心地よい温熱で目元を温めることにより、心身ともにリラックスし、末梢血管が緩んで血流がよくなったのではないか、と考えているのです。


二つ目に、目元にある神経による要因です。目元には冷感や温感を脳に伝える『三叉神経』という知覚神経があります。これにより、目元は心地よい温度をより感じやすく、心身のリラックスを促すことで効率よく血のめぐりをよくすることができるのでは」(田上さん)

「目を温めるのは、私も生徒さんに教えていました。お風呂に入りながら、お湯にドボンと浸したタオルを目元に当ててボーッとするといいですよ、と」(磯さん)

「それは素晴らしいですね、ここでも簡単な方法をレクチャーしようと思います」(田上さん)

「私たちの研究では一般的なカイロのような蒸気を含まない温熱より、蒸しタオルのような蒸気を含む温熱の方が、血めぐりを良くする効果が高いということがわかっています。磯さんがおっしゃるように入浴中にやるのもいいですし、お風呂の外でも簡単にできますよ」(田上さん)

まずはおしぼり程度の小さめサイズのタオルを用意。これを折りたたみ目元を覆うくらいの大きさに。「次にタオルを濡らし、軽く絞って電子レンジで温めスタート。時間はお使いの機器のよると思いますが、最終的にお風呂のような心地よい40度くらいの温度にできればOK。電子レンジから出してすぐはとても熱いので火傷に注意しつつ、パタパタとタオルを振って心地よい温度まで冷ましてくださいね」(田上さん)

実際に蒸しタオルを試した参加者からは、「目をあたためただけなのに、足先までじんわりほかほかして気持ちいい!」「スマホの見過ぎで疲れた目も癒される」という声が集まった。

日々のケアで自分を労り、“血流循環力”を高めよう。

最後は、参加者からの質問コーナーでエンディングへ。「外出先でもできるマッサージは?」との質問に磯さんは「通勤中の電車内で吊革につかまりながら爪先立ちをしてみたり、トイレに立ったときに鼠蹊部(そけいぶ)をさすりながら前屈したり。ちょっと人目は気になるかもしれませんが、私は気にせずやっています(笑)」と回答。「夏場でも冷房が効いているところにいると血流の循環力が低くなるので、ぜひケアを続けてくださいね」(田上さん)。

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