【足占い】中指、まっすぐ伸びてる? あなたの行動パターンを中指から読み解く
「足は、脳が忘れている記憶を蓄積し、向き合うべき課題や本当の気持ちなど、私たちの人生をよりよいものにするために振り返るべきことが凝縮されている」とフットリーダー®︎の市野さおりさんは言います。足を読むことで、今抱えているトラブルの原因となっているトラウマや、向き合うべき人生の真のテーマを知れば、不思議なほどに人生がうまくいく!? 今回は、行動の指、中指の読み解き方と、指をまっすぐ伸ばすエクササイズ&歩き方を紹介します。
行動パターンを分析! 情熱を表す中指を観察しよう
今回注目するのは、中指。親指編で解説したように、足にはこれまでの歩んできた人生の中で身につけた、思考や行動のクセ、蓄積した感情などが表れています。
仏教の考えに基づいた五元素(空、風、火、水、土)をベースに各指には異なる意味が割り当てられていて、中指は火の指=情熱や行動力を表す指。
「中指がまっすぐで力強い人は、自分の目標に向かって、的確に行動し、やり遂げる力を持っています。一方、下向きの中指は悲観的で行動力に乏しく、中指のトラブルは否定感や承認欲求の表れ」とフットリーダー®︎の市野さおりさん。
右は外面、左は内面を映すため、右の中指は対外的な行動、やるかやらないかの意思決定力、左の中指は内に秘めた情熱や自己のプライドや自尊心を表しています。
「右の中指にトラブルがある場合は、自分を評価してくれない周りに不満を抱いているかもしれません。左の中指が気になるという人は、自尊心があり、自分はたくさんいいものを持っている、けれど、表現の仕方がわからない、出しあぐねて自分自身に苛立ちを感じているかもしれません。またコンプレックスを隠し、疲れてきているかも」
中指の観察ポイントは以下の4つ。自分の行動パターン、自尊心や情熱といった内面まで客観的に分析し、自己実現のための一歩を踏み出しましょう!
中指の観察ポイント
① 指の形
② 爪の長さ
③ 指の向き
④ 指全体の形
⑤ タコ、ウオノメ
① 指の形
中指の形からはあなたの行動パターンがわかります。まっすぐ伸びるようにマッサージしてほぐすことで、柔軟性と実行力を兼ね備えた人に変わっていくはず!
中指の形に見るあなたの行動パターン
・丸…ゆとりを持って行動するタイプ。
・四角…几帳面すぎたり、何事もやりすぎてしまう傾向があるタイプ。
・矢じり型(先が尖っていて指先が膨らんでいる)…最終日に宿題をやるような、やる時にはやるけれど、やり始めが遅いタイプ。
・ぼんぼり(指先が丸く膨らんでいる)…「いつかやる」と言ってやらないタイプ。
② 爪の長さ(縦方向)
爪の長さは思考してからアウトプットするまでの時間を表し、中指の場合は、実行するまでの時間が長いか短いか。どちらがいい、悪いはないので、あくまでも自分自身を観察する参考に。
爪の長さで知る、あなたが行動を起こすまでの時間
・中指の爪が短い…思いついたらすぐ行動する。
・中指の爪が長い…じっくり考えてから行動に移す。
③ 中指の向き
火をきちんと出せているか=自尊心を持って、適度な情熱と自尊心を持って行動できているかがわかります。理想は、力強くまっすぐ伸びている指。曲がっている人は、指を伸ばすようにマッサージして、自尊心、行動力を高めると、やりたいことを実現できるはず。
中指の方向で知る行動力、自尊心のあり方
・人差し指に隠れている…本音がバレないように自分自身に言い訳をしている。躊躇している。
・下向き…自信がなく、恥ずかしがり屋。
・浮いている…ものごとを先延ばしにする。いろんなことを聞いたり、見たり、感じてはいるが、現実化しない。浮き足立っている。
・曲がっている…過去にできなかったこと、諦めたことがあり、自尊心を持てない。
④ 指全体の形
指先だけではなく、指全体が折れ曲がるように変形している階段指はより根深い、恐れや失敗を表し、過去の痛みから間違ったらどうしよう、批判されたらどうしようと緊張が抜けない状態。ねじれている人は、行動していても、なかなか身を結ばないなんてことはありませんか? しぼんだようなシワシワな指はセルフケアが不足しているかも。
中指全体の形で知るあなたの自己実現を妨げるもの
・階段指…自分を変えるための行動をとらない、とれない。過去について話せない。自分は認められないと長い間感じてきた。
・ねじれている…優先順位を間違えている。思考がねじれて、どこに向かって行動したらいいかわからない。
・シワシワ…過去の出来事を引きずり、「どうせ私なんて」「私には日は当たらない」と思っている。
⑤ タコ、ウオノメ
中指にタコ、ウオノメがある人は、やりたいことがあるのにできないという葛藤を抱いていませんか? タコは今置かれた環境での抑圧を表し、ウオノメはタコよりも根深い、過去の記憶が行動を制限していることを表します。
やりたいことができているか、タコやウオノメから状況を知る
【タコ】
何かをしたいのに、押さえつけられてできないことを表現している。
右なら、プレッシャーや圧力によりやりたい事が出来ていない。左なら、もっと情熱を注ぎたいものがあるのに不安が強く、怖くてできていないといった状態を表す。
また左の中指は自尊心を示す指でもあるので、タコができている場合は、コンプレックスを強く感じすぎて消極的になっている可能性も。
【魚の目】
根深い悩みやトラウマがあり、自分が踏み躙られないように自己防衛している状態を表現している。
人差し指側にある場合は、評判や情報により傷ついたことがあり、決断を躊躇しやすくなっている。薬指側にある場合は、過去の人間関係において失敗し傷ついたことが原因で、消極的になっている可能性。
【中指のカルテ】実例からみる足の読み解き方
【市野さんのコメント】
右の中指はやや下向きで、左の中指が少しねじれ気味で爪が内側に付いているAさん。両方とも爪はクリアーなので状況を見て、静かに落ち着いて行動するタイプかと思われます。
ただ左足の中指が、少しねじれているので、情報等に影響され、人生における本来の優先順位を間違えている可能性もあります。本当にやりたかった事は別にありませんか?
また、右の親指が、外を向いていて“いつか思考”になっていることが読み取れるので、後回しにしているうちに、当初の目標やゴールが変化してしまっているかもしれません。
思い当たる事があれば、何がやりたかったのか? 理想の自分を今一度思い出し、具体的に計画を立てたり、何か一つ動き出してみましょう。
また爪を切る際に、配置が中央になる様に見えるようにカットするのもおすすめです。
【市野さんのコメント】
中指の先端に皮膚を持て余しているような、矢じりの形で指短めのEさん。やる時にはやるけれど、実行に移すのが遅い方では?
アイディアはたくさんあるけれど、整理が付かない…。やりたい事も、やらなくてはいけない事も溜め込んでいないでしょうか?
更に右中指が少し階段指にもなっているので、どうせ私が何か行動しても喜ばれない…と決め込んでやらずじまいの事も多いかもしれません。
そんな自分が嫌なら、とにかく指先をよくマッサージしましょう! 余分なブヨッとした部分を流し、形を変えるイメージで揉みましょう。
少し黄ばみや横線が多い親指の爪がクリアーになってきたら、思考が変化してきている指標です。
開運フットケア! 指を伸ばす爪先立ちトレーニング&ウォーキング
曲がったり、ねじれたり、階段指になっている中指をまっすぐ伸ばすのに有効な爪先立ちトレーニングを紹介。足で地面を押すことで、足のアーチが上がるため、このトレーニングは足のアーチ作りにも効果的です。信号待ちの際など、隙間時間にもぜひ実践してみてください。
また、普段の歩き方も足指に影響大。今回紹介する足指ウォーキングも併せて実践し、自分らしい人生をしっかり歩んでいきましょう。
爪先立ちトレーニングのやり方
① 壁やテーブルなどを支えにしながら、五指すべての指の腹をつけた状態で10秒間爪先立ちをキープする。この時、指が曲がりやすいので、すべての指がまっすぐ伸びた状態をキープする。
② ゆっくりとかかとを下ろし、床上1㎝ギリギリのところで止め、再び①へ。同じ動作を10回繰り返し行う。
足指ウォーキングのやり方
ポイントは、足の出し方と蹴り方。足を出す時は、人さし指、中指をすっと前に出すように、後ろ足は、足裏を後ろの人に見せるイメージで蹴り出します。そうすることで、外側に落ちがちな重心を自然と内側に寄せつつ、スムーズに前へ進めます。