信じるか信じないかはあなた次第。異常に当たった占い体験談13選

信じるか信じないかはあなた次第。異常に当たった占い体験談13選

FORTUNE 2025.12.26

Hanakoが集めた街の占い体験談。いずれもが「当たった！」という体験者のお墨付き。あなたの人生を変える出会いもあるかも？

illustration_oyasmur, Yu Fukagawa（face）　text_Ami Hanashima

異常に当たった占いエピソード1. 薄暗いサロンで掴んだ社内表彰。

友人からの勧めをきっかけに出会ったMira先生。初めて訪れたのは、ちょうど会社の部署異動をしたばかりの頃でした。先生がいるサロン〈RoyalCrown〉は薄暗い雰囲気で、初めは緊張…！　でも実際に先生にお会いしたら、とても気さくな方で話しやすかったです。タロットとネームリーディングで見ていただくと「近々、表彰されるかもしれませんね」と一言。実際、私は営業職でもなく、数字で評価される仕事ではなかったので半信半疑だったのですが…。

その2週間後、感謝ポイントという取り組みが社内で始まり、一番感謝を伝えたい人として社内表彰をされ驚きました。さらに印象に残っているのは、当時付き合っていた彼氏について友人たちが難色を示す中、Mira先生だけは「ちょっと変わり者だけど、私はこの人嫌いじゃないな〜」と好印象で。結果、その人とはパートナーになり毎日楽しく過ごしています。（北山まゆ・会社員）

異常に当たった占いエピソード2. 友達は結婚、私の未来は…！？

「顔相」の近藤仁志先生は今振り返るとかなり当たっていました。最初に占っていただいたのは20年近く前で、女性誌の編集の方から評判を聞いたことがきっかけでした。

当時はまだ、原宿にあった〈AMO’S STYLE〉の前で閉店後に占いをされていて、失恋をしたばかりだった私が結婚について質問したところ「何も見えない」と言われてしまい…。ショックすぎて信じないことにしたのですが、その後「たしかに何もないし、当たってたのかも？」と思い直してまた見ていただくことに。興味を示した友人3人と一緒に見てもらったのですが、「あなたは2年後結婚、あなたは4年後結婚、あなたは7年後にパートナーに出会う。そしてあなた（私）は何も見えない」との鑑定結果にショックで打ちひしがれたまま数年が過ぎていき、気づけば年数も含めて全てドンピシャで当たっていました（笑）。

今また見てほしいな〜とちょうど思っているのですが、まだ鑑定をされているのかどうか…。（真島絵麻里・ライター）

異常に当たった占いエピソード3. 名物ママの霊視で鳥肌立つ結婚報告。

コロナ禍の頃、恋愛に少し悩んでいて「当たる占い師に見てもらいたいな」と思っていたところ、元彼から〝よく当たる人〞として教えてもらったのが〈Bar B〉の、ともこママさん。一見さんお断りの占いも多い中、こちらは電話で事前予約して行くスタイルで、料金は5000〜1万円ほどと良心的。当時付き合っていた彼氏と元彼、どちらと一緒になるほうが幸せなのか気になっていて、それぞれの生年月日を伝えて占ってもらいました。

するとママさんは、私の顔や額に手をかざしながら、霊視で念を見るかのようにジッと占いを始め、「今の彼と結婚しても苦労するし、元彼も自由人だから大変ね」と一言。続けて、「早ければ2年後くらいに、別の人と出会って結婚する。その人とはうまくいくよ」と教えてくれました。そんな出会いあるのかな…と腑に落ちずに終わった数年後、本当に別の人と出会って結婚。出会いからプロポーズまでは、たったの半年でした。ふと、あのときの占いを思い出して「あのママさん、当たりすぎじゃない！？」と鳥肌が立っています。（W・Y・会社員）

異常に当たった占いエピソード4. 肩の力が抜けた…。新年は私が主役！

『Hanako Web』でも12星座占いを連載しているAda先生に、ホロスコープとタロットをオンラインで見てもらったことがあります。元々占い経験が少なかったので初めは緊張しましたが、とてもユーモラスな先生で、まるで昔からの友人のように優しく寄り添ってくださいました。

ちょうどライフステージの節目だったこともあり、いつ妊娠するだろうか？　そもそも子どもはできるのだろうか？　とざっくりした内容を聞いてしまったのですが、妊娠時期や子どもの性別まで詳しく教えてくださり、「人生ってすでにいろいろ決まっていて、無理に足掻くことなく、良い意味で体や気持ちは自然に任せてしまってもいいのかも…」と、真面目気質な私も、肩の力が抜けたのを覚えています。

結果、第一子、第二子の妊娠時期と性別はピタリと当たっていて、今後気をつけることや将来のイメージなども伺えて産後のわくわく感が高まりました。仕事を思いっきりやっていた以前とは環境が変わり、今は子育てで手一杯なのですが、それも星読み済み。「2026年からはスポットライトが当たります！」と言われているので、現状を受け入れつつ、新しい年を迎えるのが待ち遠しい限りです。（もりゆか・自営業）

異常に当たった占いエピソード5. 「このままだと…」からの、逆転劇。

4〜5年前、行きつけのBARで飲み友達に紹介してもらった、占いカウンセラーの保坂さん（以降Sちゃん）。〝視える人〞ということで軽く占ってもらったら「玄関に靴が散らかっているから、片付けたほうがいいわ」と。半年ほど前に玄関に散らかっている靴を踏みつけて転び右足首を骨折していた。当たってる！　と思い、翌日すぐに片付けた。月日は流れ、同じく某BARで数名とワイワイ飲んでいたとき、誰かが仕事の話をしていた。当時、異動先の直属の上司からの当たりが強く、精神的にやられていた私は苦々しい気持ちで黙って聞いていた。

すると「アンタ、このままだとそいつと1年以上一緒になるよ。相談するなら、その上じゃなくてもう1個上の人に相談しな。そっちのほうが信用できるし話しやすいでしょ」と隣にいたSちゃんが私に一喝。異動の相談をしたいが、嫌な上司の上（部長）は何もしてくれなさそうだし、その上となると昔から知ってはいるけど本部長だし、間を飛ばすと仁義に反する気もするし…と悶々と思い悩んで誰にも言っていなかった心中を言い当てられてしまったのだ。翌日、すぐに〝上の上の上司〞である本部長に面談のアポを取り相談。その後、本部長が「たまには皆さんと面談しましょう」と本部全体にお触れを出し、私と同じ目に遭っていた数名も直訴。次の期すぐに嫌な上司は飛んで、私は異動せずにステイ。平和が戻った。早期に踏み出すきっかけをくれたSちゃんには、心底感謝している。

どうやらSちゃんには『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくるスタンドのような守護霊らしき人が後ろにいて、その人と意思疎通ができるらしい。旅先の温泉旅館でしこたま飲んでいたときも、急に「アンタ、前の旦那と別れる間際、洗濯物くっさ！　って思ってたでしょー！」と超プライベートなことを勝手に視てきた。私の後ろに付いている人が、気分が良くなってしまったのか勝手に伝えてきたらしい（笑）。（中村恵美（仮名）・会社員）

異常に当たった占いエピソード6. 神の使いが昇進を運んでくれました。

横浜中華街で見つけたのが文鳥占い。台湾では神の使いとされているよう。面白見たさに友人と受けてみると、文鳥がピヨピヨ鳴きながら首をふりふりカードを引いてくれた。ステージアップを意味するものだったらしく、近々人生の大昇進があるとのこと。それから一年ほどして、少しだけ昇進…。昇龍に乗せてもらえた気分だった。（前田友貴・会社員）

異常に当たった占いエピソード7. 私を導くのは、頼りになる二刀流。

私はいつも2人の先生の占いを受けています。1人目はMacanaさん。主にリーディングをしてくれて、この先のことについても丁寧に、そしてかなり具体的に伝えてくれます。恵比寿の喫茶店、リモートや自宅で行うことも。先生の温かい人柄にも惹かれて、2025年に出会ったばかりですが、驚きがあり、前向きに向き合える方です。

そして2人目は、2年に一度くらいのペースで12年くらい見ていただいているふぇみにゃんさん。私の星の動きや、風水も見てくれます。話を聞きながらそっと寄り添ってくれる方で、かれこれ長いお付き合い。私の人柄も見ながら総合的に判断してくれるので頼りにしています。（福田春美・ブランディングディレクター）

異常に当たった占いエピソード8. 恋愛のトリセツ、全部当たってます。

占い館や電話占い、占い系YouTuberなどの鑑定を受けてきましたが、その中でも一番当たったと感じるのは、〈原宿占い館塔里木〉の三島キアリーさん。西洋占星術とタロットで恋愛のことを占っていただきました。生年月日と簡単な状況を伝えただけなのに、私しか知らないはずの相手の性格や行動パターンをまるで見てきたかのように言い当てられ衝撃を受けました。何より、知識量と洞察の深さがすごい！占いでここまで的確に人の資質を言い当てられるものなのかと驚きました。（小樽知子（仮名）・会社員）

異常に当たった占いエピソード9. 星読みが伝える、私の存在意義。

2025年もっとも印象に残った占いは、占星術家〈淡の間〉の星読みです。なんのために自分が在るのか…と考える時間が増えていたタイミングでの出会いでした。

オンラインでのセッションでは、幼少期から現在、そして未来へと流れる私の時間を、まるで物語を読むように丁寧に紐解いてくれます。目に見えない領域までを含めて、言葉のトーンや間の取り方ひとつひとつが心地よく、深く私の心に響きました。感銘を受けたのは、私の得意・不得意を言い当てるだけでなく、それをどう活かせばよいかを明確にしてくれるところ。テンポの良い会話の中に、腑に落ちる気づきがいくつもちりばめられています。未来を占うというより、自分の本質を思い出させてくれる時間でした。（乙幡夏子・デザイナー）

異常に当たった占いエピソード10. 先生には見えた、心の優しい熊さん。

〈Reading Space TIARA〉の藤えりさんに、人生でつまずいたときや悩みが晴れないときに見てもらっていて、10年以上になります。場所は青山にあるマンションの一室。初回はその人の持つオーラを細かく見る「オーラリーディング」を行うのですが、たくさんの色鉛筆が用意されていて、藤さんがオーラの色を読み上げてくれるので、自分でその色の色鉛筆を選び、メモしていきます。その後、一色ずつその色の持つ意味を丁寧に説明してくれます。

藤さんは優しい雰囲気ながら、必要なことはしっかり伝えてくれる方。印象深いのは、20代後半、2年ほど付き合っていた彼との関係に悩んでいたときのこと。先生にその彼とはいつまでたっても平行線だから交わることはない、と言われ、思わず「この先、良い出会いはありますか！？」と聞いたところ、「未来予測はしないのですが…」と前置きしながらも「心の優しい熊さんみたいな人が見えます」と。好みのタイプとは全く違ったのでびっくりしたのですが、その後本当に熊さんのような男性と出会い、その人が夫になりました。これからも人生に迷ったときは相談させてもらいます！（阿部洋子・ライター）

異常に当たった占いエピソード11. 「別れないで」我が家を救う一言。

2018年頃、一度占いをしてみたくて当時住んでいた家の近くをネットで検索。そこでたまたま見つけたのが〈天宮術〉という占いでした。

住宅街にあるごく普通の一軒家で出迎えてくれた先生は、優しそうな年配の女性。部屋に入り、まずは生年月日を書いた紙を助手の方に渡すと、専用の用紙（写真参照）を出してくれます。その後、先生による独自の天宮術に基づいて占う、という段取りでした。

当時2歳と0歳の子どもをワンオペで育てていて、夫への不満は溜まりまくり。おまけに土地勘もない、友達も近くにいないという孤独を感じて辛かった時期だったので、誰かに助言をしてほしくて相談した気がします。

いろいろお話をした後、夫との今後について聞いてみると「別れないほうが良い」と、きっぱり。「あなたは龍宮城の乙姫、夫はそれに仕える者。あなたにはほかに良い人がいたかもしれないけど、旦那さんにはあなたしかいなかった」と言われたので、その言葉を信じることに。あれから7年、現在可愛い末っ子にも恵まれ、幸せに過ごしています。先生の言葉を信じて良かったです！（佐藤時絵・主婦）

異常に当たった占いエピソード12. 聞いていないのに心を読まれた！

仕事で出会ったのは、写真家として活動しながら占いもされていたemyさん。飲みの席などで気軽に見てくれるので、その時々で気になっていることをずばりと言い当てられることが多いです。一番印象的だったのは、飲み会で別の方が結婚の相談をされていたときのこと。当時20代後半で「私もどうなるんだろう？」と心の中でぼんやり聞きながら思っていると「toteちゃんは大丈夫。普通の感覚を持っている方と結婚します」ときっぱり言われて「私聞いてもいないのに！？」と驚きました。そして、〝普通の感覚を持っている人〞がまさに自分の理想的な条件だったので、当たったことに衝撃を受けつつうれしかったことを覚えています。結果、〝普通の感覚を持った〞夫と出会えたので、きっとemy さんには、夫のことが視えていたんだ…となりました。（tote・編集者）

異常に当たった占いエピソード13. 白目むくマダムと、長老の存在。

この体験談にタイトルをつけるなら「白目をむくマダムに、長老の存在を知らされた日」です。管理職になってから数年後、これまでのキャリアの中でも特に厳しい環境に置かれていました。上司が代わったことをきっかけに日々強い圧力と心理的脅威の連続、それと同時に生意気な部下との関係にも悩まされ、上と下の板挟み状態。自分のキャリアにも行き詰まりを感じていて、本気で転職を考えていました。

そんなとき、偶然にも名古屋・栄にある〈占いカフェ〉の前を通りかかり、とても気になったため後日ウェブから鑑定を予約。タロットや手相は過去に経験があったため、このときはもっとスピリチュアル寄りの鑑定を受けてみたいと思い、直感でレイラ先生を選びました。

先生は柔らかい雰囲気の方でしたが、鑑定が始まると、ガラッと空気が変わりました。水晶を手元に置きつつ目を閉じ、何かを小声で呟き始めました。時々、うっすら白目をのぞかせつつも、先ほどまでの上品な声色から、少し低くしゃがれたような声に変わって言葉を伝えてくれました。

私は自分の情報を出しすぎると、うまいように話をまとめられてしまうのではと半信半疑だったこともあり多くは語りませんでしたが、最初に言われたのは「今の上司は長くありません。1年くらいでいなくなります」という言葉でした。

鑑定は2021年9月。実際にその上司が異動になったのは2023年1月でした。そのポストは5〜7年は変わらないのが通例だったので、結果的に異例の早さでした。続いて「あなたは村の長老のような存在に守護されています。人をまとめる力があり、困ったときには助けが集まります」と。私は末っ子気質でリーダーシップには自信がなく、村の長老という表現にも共感できず、このときは「占いに頼りすぎてはいけない！」と、覚醒したことを覚えています。ところがその後、状況は少しずつ変化。上司の異動後、私を悩ませていた部下たちは自然に人事異動で離れていったり、以前より協力的になったりして、職場全体の雰囲気が大きく変わりました。

当時、私は誰にも言えない苦しさを抱えていて、正解を求めていたというよりは、誰かに話を聞いてほしかったのだと思います。あのときの占いは、私自身を立て直すきっかけの一つになりました。占いが「当たった」「外れた」という話だけでなく、苦しいときの小さな光のような出来事でした。 （坂本加奈・会社員）