定番メニューも進化! 黒トリュフ香る、映えトースト?【香港】人気ローカルレストラン〈華星冰室〉の注目メニュー。
香港のローカルグルメが楽しめる地元の食堂「茶餐廳(チャーチャンテン)」の中でも、ハズせない人気店が〈華星冰室(ワー セン ビンサッ)〉。黒トリュフ香るスクランブルエッグがたっぷり乗ったトーストなど、必食メニューとともにご紹介します。
レコード会社の元オーナーが手掛ける、モダンな「茶餐廳」!
クラシックな茶餐廳のイメージに、モダンなアレンジを加えた〈華星冰室〉。店内に香港人アーティストのポスターがびっしりと貼ってあるのは、レコード会社の元オーナーが経営する店だからだ。
インスタジェニックなトーストに新感覚スパゲティ…人気メニューをチェック!
人気メニューの「黑松露炒蛋多士」を頼むとトーストの上にスクランブルエッグがこんもりとした小山を作っている。
右から時計回りに、「黑松露炒蛋多士」HK$42、「叉燒牛肉干炒意粉」のセットHK$47、卵のような型に入ったゼリー「懷舊彩蛋大菜糕」HK$16。飲み物は、「忌廉鮮奶」HK$26。
贅沢に使われた黒トリュフと、バターの芳香が食欲を倍増させて、卵の山も難なくクリア。「意粉」は香港でよく食べられているスパゲティで、味付けやトッピングは様々だ。チャーシューがトッピングされた甘辛い味付けの「叉燒牛肉干炒意粉」を食べてみると、焼きそばのようでやっぱりスパゲティ。新感覚だけど、どこか親しみが持てる味だ。
こうして、香港の人々が親しんでいる日常の味の奥深さと出会うことができるから、茶餐廳は楽しい。
〈華星冰室(ワー セン ビンサッ)〉
人気店のため並ぶこともあるが、回転は早い。日本語メニューもあり。ほか「筲箕灣店」と「旺角店」など全8店舗展開。
■灣仔克街6號 廣生行大廈地下B1號舖
■2666-7766
■7:00~23:00 無休
■80席
(Hanako1166号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Chiho Ohsawa, Miyako Kai coordination : Miyako Kai)