鶏のささみはせいろで蒸すのが正解! 簡単にできる心を鎮めるレシピ
やまだ・なみ/国際中医薬膳師。神奈川県葉山に古民家アトリエを構え、薬膳・発酵料理の教室を営む。著書に『薬膳せいろ』(朝日新聞出版)、『12か月の薬膳食材帖』(主婦と生活社)など。
眠れない人には「血」を心を鎮めるメニュー。
柑橘類は、滞りを巡らす効果と同時に鬱々とした気持ちを晴らし、ストレス解消に。セロリも神経の興奮を鎮める。睡眠ホルモン・メラトニンの生成を促す、ささみもプラス。

「せいろ調理は、焼く・煮るなどほかの調理法と比べ、食材のうま味や成分を逃さず閉じ込めるので食材そのもののよさを引き出せます。また、せいろにセットして蒸すだけで出来上がる。実はとても手軽だから忙しい人ほど試してみてほしいです。食は健康維持の第一歩。積み重ねていくことで体をよりよい方向に導いていけると思います」
と、薬膳・発酵料理研究家の山田奈美さん。

「女性の不調は冷えからくるものが多いです。血の巡りをよくし、体を温める食材を選びたいですね。薬膳では、食材を『青・赤・黄・白・黒』の五色に分けて考えます。赤いものは『血』を補い、黄は消化吸収力アップ、黒は老化防止など。食材を選ぶときに色の鮮やかなもの、濃いものを取り入れるだけでも栄養バランスの取れた食事にすることができますよ」
眠れない時におすすめのせいろレシピ「鶏ささみと柑橘のバンバンジー」

鶏ささみ …2本
塩 …ひとつまみ
酒 …大さじ1
柑橘(甘夏や夏みかんなど)…1個
セロリ …1/2本
炒りごま …適量
[A]
醤油 …大さじ1/2
みりん(煮切る) …大さじ1/2
柑橘果汁 …大さじ1/2
しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
ささみの蒸し汁 …大さじ1/2
※今回のレシピは直径24㎝せいろで蒸せる分量(2人分目安)になっています。手持ちのせいろのサイズに合わせて分量・蒸し時間は調整を。
作り方

❶ 皿にささみを入れ、塩と酒をふり、せいろで10分ほど蒸す。セロリは筋を取って斜め薄切りにする。
❷ ささみを取り出し、筋を除いて手で細かく割く。蒸し汁は[A]に加える。
❸ 柑橘をむき、果汁を大さじ1/2ほど搾って[A]に加える。残りは薄皮をむき、果肉をほぐしておく。
❹ 器にセロリとささみ、柑橘の果肉を盛り、よく混ぜた[A]をかけて炒りごまをふる。



















