だるい日は心と身体にやさしい食事を。蒸すだけでOKなせいろレシピ2選
やまだ・なみ/国際中医薬膳師。神奈川県葉山に古民家アトリエを構え、薬膳・発酵料理の教室を営む。著書に『薬膳せいろ』(朝日新聞出版)、『12か月の薬膳食材帖』(主婦と生活社)など。
だるさ、疲れには「気」を補うものを。
免疫力が下がった状態を薬膳では「気」の不足と考えます。鶏肉、じゃがいも、しいたけ、アボカドは「気」を補う食材。生のサラダは体を冷やすので温めていただくと◎。

「せいろ調理は、焼く・煮るなどほかの調理法と比べ、食材のうま味や成分を逃さず閉じ込めるので食材そのもののよさを引き出せます。また、せいろにセットして蒸すだけで出来上がる。実はとても手軽だから忙しい人ほど試してみてほしいです。食は健康維持の第一歩。積み重ねていくことで体をよりよい方向に導いていけると思います」
と、薬膳・発酵料理研究家の山田奈美さん。

「女性の不調は冷えからくるものが多いです。血の巡りをよくし、体を温める食材を選びたいですね。薬膳では、食材を『青・赤・黄・白・黒』の五色に分けて考えます。赤いものは『血』を補い、黄は消化吸収力アップ、黒は老化防止など。食材を選ぶときに色の鮮やかなもの、濃いものを取り入れるだけでも栄養バランスの取れた食事にすることができますよ」
だるさ、疲れをどうにかしたい時におすすめのせいろレシピ1. 「鶏肉としいたけの甘辛蒸し」

鶏肉唐揚げ用 …200g
じゃがいも(大)…1個
しいたけ …2枚
赤唐辛子 …1/3本
塩 …ひとつまみ
[A]
酒 …大さじ1
醤油 …大さじ1
みりん …大さじ1
にんにく(すりおろし)…1片
しょうが(すりおろし)…1かけ
片栗粉 …小さじ1
※今回のレシピは直径24㎝せいろで蒸せる分量(2人分目安)になっています。手持ちのせいろのサイズに合わせて分量・蒸し時間は調整を。
作り方

❶ 鶏肉は混ぜ合わせた[A]に30分以上漬けておく。じゃがいもは皮をむいて薄切り、しいたけは石づきを取って傘は薄切り、軸は手で割く。赤唐辛子は種を取って小口切りにする。
❷ 皿にじゃがいもを並べ、鶏肉は[A]の漬け汁ごと入れ、しいたけ、赤唐辛子をのせる。せいろで20分ほど蒸す。仕上げに味を見て塩をふる。
だるさ、疲れをどうにかしたい時におすすめのせいろレシピ2. 「アボカドのホットサラダ」

アボカド …1個
玉ねぎ …1/8個
塩 …ひとつまみ
[A]
黒酢 …大さじ2/3
醤油 …大さじ2/3
ごま油 …小さじ1
パクチー …好みで適量
作り方

❶ アボカドは縦半分に切って皮と種を取る。玉ねぎのみじん切りをアボカドの穴に詰め、塩をふる。
❷ 皿に並べてせいろで10分ほど蒸す。
❸ ②に[A]を混ぜ合わせたものをまわしかけ、さらに1分ほど蒸す。好みでパクチーを飾る。



















