柔らかくてモチモチ度が桁違い! 創業400年以上の老舗和菓子店〈KIKYOYA ORII〉の餅菓子

柔らかくてモチモチ度が桁違い! 創業400年以上の老舗和菓子店〈KIKYOYA ORII〉の餅菓子
柔らかくてモチモチ度が桁違い! 創業400年以上の老舗和菓子店〈KIKYOYA ORII〉の餅菓子
FOOD 2026.02.25
洋菓子の台頭もあり、個人店の出店が難しいとされる和菓子界。しかし確かな技術で自身の世界を切り拓く作り手がいます。2022年11月に開業した〈KIKYOYA ORII〉を紹介します。
photo_MEGUMI text_Yoko Fujimori

19代目が辿り着いた餅菓子の新境地。〈KIKYOYA ORII〉

19代目が辿り着いた餅菓子の新境地。〈KIKYOYA ORII〉和菓子 餅菓子
A 季節の大福より、くるみ大福360円(販売終了) B いちご大福490円(5月頃まで) C ゆずのピール入りこし餡を包んだゆず大福。ゆず果汁のジュレをのせて。360円(販売終了) D定番より、白いちじくとマスカルポーネの大福490円 E 定番であり代表作、その名も19代目の豆大福。なめらかなこし餡に塩茹でした赤エンドウ豆の塩味と食感がアクセントに。340円 F きなこおはぎ310円 G古代米おはぎ330円

重県の老舗和菓子店の19代目・中村弓哉さんが営む餅菓子の店〈KIKYOYA ORII 東京駒沢店〉。「身近だけれど、実は本気で作ると職人の力量が問われるのが餅菓子。本質的なおいしさを伝えられたら」という思いから、大福を主役にした店を開いた。

もち米は白さが際立ちきめ細かな生地になる高級品種・滋賀羽二重糯(しがはぶたえもち)を使用。甘さを控えた品の良いこし餡で作る定番の大福2種に、粒餡を使った季節の大福、そしてもち米のおいしさを別アングルから伝えるおはぎが基本メニュー。中でもこの店を象徴するのが、一献を愛する中村さんが考案した「白いちじくとマスカルポーネの大福」。ドライイチジクを合わせた白餡の中にマスカルポーネクリームを潜ませ、食べればラム酒に漬けたイチジクの香りとクリームの酸味がふわりと広がる。確かにこれはお酒に合う…!

そう、この店は塩味や酸味、苦味といった甘さ以外の利かせ方が新鮮で、絶妙だ。「お茶を合わせるだけでなく、色んな味わい方を試してほしい」と店主。多彩な表情を持つ大福が、和菓子の楽しみを広げていく。

information
KIKYOYA
KIKYOYA ORII

住所:東京都世田谷区駒沢1-4-11
TEL:03-6805-5228
営業時間:10時30分〜18時30分
定休日:火水休

三重県伊賀市で1607年から続く〈桔梗屋織居〉の若旦那・中村弓哉さんの店。自身が初めて修業した街・駒沢に、2022年11月開業。

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