あの高級居酒屋が手掛けたリーズナブルなお店に注目! 東京で味わえる「福岡」のうどん2選
こいしはら・はるか/一度ハマるととことん偏りがちなフードライター。著書に『東京最高のレストラン』(ぴあ/共著)、『自分史上最多ごはん』(マガジンハウス)など。
【注目の新店】優しい麺と輝くだしのうどんを、サクッと!〈博多うどん 中村にぼし〉/表参道

「日本一高額な居酒屋」として博多と西麻布でその名を轟かせる〈田中田〉。実際、お高い。それだけに、何を食べてもおいしい!でも……、高い!と身悶えしてしまう憧れのお店が新たに手掛けたのが「博多うどん」の専門店。しかも田中田らしく味を追求しつつも、食券方式でカジュアルなお店ときた。朗報!
うどんの種類は、温かい「かけうどん」または冷たい「おろしぶっかけうどん」のみ。これに天ぷらやトッピング類をプラスして好みの一杯にカスタマイズするのがこちら流だ。
個人的には「かけ」に軍配が上がる。特製の麺は、柔らかくふわっとした食感の中にも〝もちっ〞と感があり、リズミカルにすすりたくなる、そんな印象。そして、にぼしの旨味がバシッと効いた黄金色のかけだしは完飲必至。この味が、表参道でありがたさしかない。
住所:東京都港区北青山3-5-40 PRYME CUBE表参道1F
TEL:03-6447-2874
営業時間:10:00~20:00LO
定休日:無休
席数:カウンター14席
instagram:@nakamura_niboshi
予算1人約1,100円~。
※予約不可
※キャッシュレス決済のみ
【スタンダード】北九州発祥の味を、東京で守り抜く。〈大地のうどん東京馬場店〉/高田馬場

「豊前裏打会」という、うどんの流派があるのをご存じだろうか。北九州・小倉の名店〈津田屋官兵衛〉で修業し、独立した麺職人のお店だけが入れる会で、探究心の強いメンバーが切磋琢磨しているという。その中で〈大地のうどん〉は、福岡市西区の本店を筆頭に県内に7軒の支店がある一大勢力だ。
東京の高田馬場に進出したのは2015年。“東京総司令官”を任命された阿部修さんが、精力的に切り盛りしている。「豊前裏打会」の総代表だけが配合を知るという、厳選した小麦のみの特製ブレンド粉を使った生地を三段階熟成させ「麺は生き物だから」と、注文ごとに切って茹でる。やや細身の麺はつるりと滑らかながら“シコッ”としたコシも感じられ、箸が止まらなくなる。そして、麺と同じタイミングで揚がった熱々のごぼう天と味わえば、もう陶然……!
住所:東京都新宿区高田馬場3-22-14
TEL:03-3369-7190
営業時間:11:00〜14:44LO、17:30〜20:44LO(麺がなくなり次第終了)
定休日:水休(ほか不定休あり)
席数:カウンター6席、テーブル21席
instagram:@daichinoudontokyo
予算1人約1,000円〜。
※予約不可
※現金のみ



















