【谷根千】わざわざ行く価値あり!お酒も料理も大評判のお店4選
散策の基点は、地下鉄千代田線の根津&千駄木駅とJR山手線の日暮里&西日暮里駅が便利。商店街がにぎわい、個人商店も元気な暮らしやすい街だ。文京区、台東区、荒川区が接し合うなかにギャラリーや美術館、神社などもある。
お酒にも料理にも太鼓判の3軒。
新しい店がオープンしたと耳にすれば、店の休日を使って食べに行く。そんな石井さんがここ最近最も衝撃を受けたのが、この夏へび道沿いに開店した〈料理店Lobélie〉だという。
「初めてお邪魔したときは、あまりのおいしさに一人で料理やワインを合計10品頼み、お店の方を驚かせてしまいました」
地元の飲食店にも瞬く間にファンを増やしたその店は、31年来クラシックなフレンチを作り続けてきた藤田誠シェフが調理、妻の明日香さんがサービスを担当。「ハレではなくケの日の、最高の料理を提供したい」という願いを込めてメニューはアラカルトのみ。13時からの通し営業で、遅い昼食、昼下がりの一杯、早めの夕食もしっかりディナーも叶う。
食後のもう一杯にも応えてくれるのが徒歩2分の距離にある〈谷中 酒喰 清太郎〉。東京農業大学で醸造を学んだ山田智之さんが、日本各地で造られた酒をさまざまに味わわせてくれる。
よみせ通りには〈呑平本店〉も完成した。開放的な空気感にイラストレーター師岡とおるさんが手がけたグラフィックも相まって、道行く人の視線を集め、早くも新名所の趣。2026年春には〈Liquors NODAYA〉とのコラボイベントを計画するなど地域との交流にも積極的だ。
1. 醸造科出身の店主との会話も楽しいバーで乾杯!〈谷中 酒喰 清太郎〉
酒販店〈伊勢五本店〉の店頭に10年間立ち、造り手を訪ね、酒の魅力を深掘りした山田智之さんが2023年に独立。日本酒を中心に、焼酎、ウイスキー、ジンなどを揃え、地元で仕入れた食材で作るつまみとともに供する。 「谷中・根津・千駄木呑み歩き」イベントも主催。
住所:東京都台東区谷中3-1-3 松村ビル2F
TEL:080-7584-4930
営業時間:18:00~24:00
定休日:火休
席数:12席
2. 凄腕シェフの新店はクラシカルで温かい日常使いの食堂。〈料理店 Lobélie〉
「日常に寄り添う料理を提供したい」という思いを形にしたフレンチの食堂が、へび道沿いに開店。厨房に立つのは、大阪万博をはじめ料理監修やフードコーディネートの経験も豊富な藤田誠シェフ。日本各地の食材で作るフレンチが、アラカルト1皿、ワイン1杯から楽しめる。
住所:東京都文京区千駄木2-46-7
TEL:なし
営業時間:13:00~21:00※営業時間変動あり
定休日:火休
席数:9席
3. 呑平が集う新スポットは風に揺れる赤提灯が目印。〈呑平本店〉
アパレルやグッズを展開する〈NONBEE〉を主宰し、谷中で器店と喫茶店を営む櫻井崇雄さん。この夏、仲間とともに古いビル一棟を借り上げ酒場をオープンした。つまみも酒もしっかり美味、昼から呑めるご機嫌な新店だ。
住所:東京都文京区千駄木3-44-10 ノンベービルヂング1F
TEL:03-5809-0669
営業時間:12:00~21:00(土日祝11:00~20:00)
定休日:火休
席数:16席
4. 商店街の人の流れを変えたと地元で語り継がれる名店。〈BEER PUB ISHII〉


2013年春によみせ通り沿いに開業し、4年半後に同じ通りの西側に場所を移した〈BEER PUB ISHII 〉。日本各地のクラフトビールとキリンハートランドをタップに繋いで注ぎたてを提供。樽が空いたら順次繋がる待機樽も合わせ毎日7種以上がスタンバイするため、日参する常連も少なくない。魚が選べるフィッシュ&チップス、日曜日のサンデーローストなどがっつり系から軽いつまみまで日替わりメニューも豊富。
住所:東京都文京区千駄木3-45-8 1~ 2F
TEL:なし
営業時間:17:00~翌1:00(日15:00~22:00)
席数:月火休1F立ち飲み、2F12席 ※支払いはキャッシュオンデリバリー。
各スポットを紹介してくれた谷根千の案内人
いしい・ともゆき/〈BEER PUB ISHII〉店主。若き日に旅したイギリスでパブ文化に魅せられ、2013年、よみせ通りに自身の店をオープン。
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