【銀座】朝8時オープンも。わざわざ行きたい朝ごはんお店4選

【銀座】朝8時オープンも。わざわざ行きたい朝ごはんお店4選
【銀座】朝8時オープンも。わざわざ行きたい朝ごはんお店4選
FOOD 2025.10.02
銀座といえばハレの日のランチやディナーが定番。そんなにぎやかな時間を外しても、特別な食体験ができるおいしい場所があるのを知っていますか。わざわざ朝食を食べに行きたいお店を紹介します。
photo_Yoko Tajiri, Shin-ichi Yokoyama(Kimuraya) text_Kahoko Nishimura

1. 8:00オープン。朝カレーは選べるお米を炊きたてで。〈一体感〉

和牛ビーフカレー1,650円。この日に選べたお米は「雪若丸」「雪椿」など。

2024年、築地から銀座に引っ越してきた朝カレーのお店。築地の人々に向けて作っていた関係で、朝といえどあえてサッパリさせず、A5ランクの黒毛和牛から濃厚なだしを取ったパワフルな味だ。カレーソースや付け合わせにはフルーツを使っているのも特徴。そして主役は炊きたてご飯。日本各地のブランド米を季節ごとに入れ替え、それぞれ水分量や炊飯時間を微調整している。注文を受けてから、土鍋で1合ずつ提供する。

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一体感
一体感

住所:東京都中央区銀座4-14-1 石田ビル銀座1F
TEL:03-3542-5055
営業時間:8:00~14:30LO
定休日:水休
席数:18席

ランチどきには行列ができるが、オープン直後は比較的狙い目。

2. 8:00オープン。銀座の朝に“スワン”が帰ってきた!〈スワン銀座店 ベーカリー〉

人気は「Happyクリームパン」270円や「スワンカレーパン」281円など。

この場所に1998年に誕生した〈スワンベーカリー〉は、ヤマト運輸で宅急便を生み出した小倉昌男により始められた社会福祉事業の一環。障がい者の雇用と自立を目的とし、全国へと広まった。本社の建て替えとともに一時閉店すると惜しむ声が多く寄せられたが、2025年2月にリニューアルオープン。毎日のルーティンが復活した人も多いだろう。昔懐かしいパンはそのままに、広々とした店内でのイートインが好評だ。

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スワン銀座店
スワン銀座店 ベーカリー

住所:東京都中央区銀座2-12-16
TEL:03-6478-7961
営業時間:8:00~18:00
定休日:土日祝休
席数:レストラン48席

イートインできるのは併設レストランのランチとディナー以外の時間。

3. 9:00オープン。一日の始まりは、温かい香港粥から。〈五千 銀座別邸〉

写真は蒸し点心3点がついた贅沢セット2,280円から、あわびとえび粥。

中国・広東省出身のオーナーが幼い頃から食べてきた祖母や母の味をもとに作る、栄養たっぷりの香港粥。ベースのスープは、鶏、豚骨、干し椎茸の戻し汁、ホタテの貝柱に香味野菜を6時間煮込んだものだ。具材からもだしを引き出すため、注文を受けてから仕上げの煮込みを行う。ボウルたっぷりに注がれたお粥は、一瞬ひるんでしまう量だが、サラサラと食べやすく、いつの間にか完食。セットの飲茶にも手が伸びる。

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五千
五千 銀座別邸

住所:東京都中央区銀座5-11-13 幸田ビル2F
TEL:03-6264-7353
営業時間:9:00(土日祝8:30)~21:00
定休日:不定休
席数:26席

上野店に続き、2025年4月オープン。店内は明るくて清潔。

4. 10:00オープン。1時間限定! できたてのあんぱんセット。〈銀座木村家〉

あんぱんセット1,100円。

2025年度上半期の朝ドラ効果で〈木村家〉のあんぱんが恋しくなった人は多いはず。ここで販売・提供するパンはすべて、上層階に構える工房で作られているから、まさにできたて。2階の喫茶室では、平日1時間限定のモーニングタイムが。20年以上通い続ける常連もいるといい、銀座の朝にはなくてはならない存在だ。頼みたいのはやっぱりあんぱんセット。明治7年の小倉あんぱん誕生以来、ほぼ手作業での製法や小ぶりで食べやすいサイズはそのまま守られている。

カリッとトーストした小海老のカツレツサンド1,900円。コーヒーか紅茶付き。
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銀座木村家
銀座木村家

住所:東京都中央区銀座4-5-7 2F
TEL:03-3561-0091
営業時間:10:00~19:00LO(モーニングは平日11:00まで)
定休日:無休
席数:38席

1869年に創業し、銀座のシンボルである本店は1927年に落成。店の前には開店を待つ人の行列ができる。2階には大きな窓がはめ込まれ、銀座中央通りがすっきりと見渡せる。

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