【京都・八坂】軽やかに、遊ぶようにお茶を楽しむ新スポット〈playtea〉。

八坂の塔を望む絶好のロケーションに、〈playtea〉が誕生したのは2025年4月のこと。コンセプトに掲げるのは「Life is a Good Play」。金達摩生プーアル茶や元紀熟プーアル茶をはじめ、抹茶や京番茶を使ったアレンジティーを幅広く揃え、遊び心を織り交ぜたお茶の世界を提案する。その一杯は、日々に驚きや楽しみをもたらし、お茶の世界の奥深さを伝えてくれるもの。気軽に立ち寄れるスタイルと、扱う茶葉の上質さを兼ね備えた、新たなティースタンドである。
〈playtea〉で出合えるのはプーアル茶や日本茶をベースにしたオリジナルドリンク。抹茶や京番茶をベースにした京都限定のものから、フルーツティーやフローズンティー、生プーアル茶を使ったマサラチャイ、熟プーアル茶のミルクティーなど20種類ものアレンジティーが揃う。フルーツやスパイスなど味わいを重ねていても、ベースとなる茶の味わいはしっかりと口に広がり、余韻は上質な茶を味わったとき同様。2年をかけて開発したというレシピは、茶文化の奥深さを伝えるものとなっている。
インバウンドで賑わう八坂エリアのティースタンドと聞いて思い浮かべる、観光客向けのありがちなイメージは、いい意味で裏切られる。その味を支えるのは〈POUYUENJI KYOTO〉によって選び抜かれた茶葉だ。隣接する〈POUYUENJI KYOTO〉は、グローバルに古今の希少な茶をキュレーションするブランド。茶のコレクターとしても知られる実業家・蔡其建(チーチェンツァイ)さんが、茶文化がもたらす豊かさを世界中の人々と分かち合いたいという想いから、2024年6月にブランド初の店舗を立ち上げた。ギャラリーショップであると同時に、ゆったりくつろげるティールームも備えている。
アメリカウォルナットを贅沢にあしらったティーカウンター、赤い壁が印象的な2階フロアは〈POUYUENJI KYOTO〉同様に、ブランド&アートコンサルタントのトニー・チーが手掛けたもの。窓の外には日本を代表する作庭家・北村安夫による庭園が広がる。テイクアウトはもちろん、店内では落ち着いた空間でドリンクをゆっくり楽しめるのも魅力だ。
ティーブランド〈POUYUENJI KYOTO〉を原点に、よりカジュアルに茶の魅力を届ける〈playtea〉。伝統と現代とが入り交じる空間には、ここでしか味わえない体験が待っている。旅の途中でも、日常の延長でも。ふらりと立ち寄って、お気に入りの一杯を見つけてほしい。
住所:京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町372
TEL:なし
営業時間:12時〜20時
定休日:月・火曜休
Instagram:@playtea.kyoto
















