【武蔵小山】地元民が誇る!絶対に行くべきグルメスポット7選
今回は、そんな武蔵小山のグルメスポット7選をピックアップ。世界チャンピオンが焼く絶品ピッツァ、名フレンチ出身のシェフが手がけるワインを誘うカレーなど。美味を欲したらムサコへGO!
目黒駅まで2駅、目黒駅で東京メトロ南北線や都営三田線との相互直通運転を行っているため都心へのアクセスがいい。全長約800mのアーケード商店街が有名。駅前再開発によりタワーマンションが竣工し、現在も再開発が進行中。
食&飲欲を120%満たす人気店。
再開発途中のこの街は、この先さらに新たな風景が加わり進化していく。それが訪れる楽しみのひとつでもある。新たなコミュニティも生まれ、武藤さんの店舗では年に数回、イベントを開催している。たとえば、陶芸の作家さんを招いたり、焼菓子やジャムを販売したり。
街の情報交換をしたり、ワイン講習会に一緒に参加することもある〈&WINE〉の塩田昌弘さんは、「武藤さんとは同じ年齢ですが、ムサコの先輩として頼りになる存在」と話す。
フレンチの料理人として武藤さんとつながりがある、〈食堂ボンクルール〉の服部合沙さんは、「〈Eme〉の存在は同じ個人店として刺激になりますね。シェフ自身や他店のスタッフが食事がてら寄ってくれることもあり、人情味がある街だなと感じます。お客さんに聞かれて、ムサコのお店を紹介することもあれば、お客さんから店情報をいただくことも」
長年、変わらない風景も残っている。駅前から約800メートルのびるアーケード商店街は、一日中人通りが途切れることがなく、「荒天でもノンストレスで、夏は各店のエアコン効果で暑さ回避にもなる。チェーン店が増えましたが、日用品を揃えるには助かっています」と、武藤さん。商店街から脇道にそれた路地に、小体な酒場が軒を連ねる風景もこの街らしい。今も昔も〝ムサコと言えば〞、焼鳥ともつ焼きの店。ふらりと立ち寄りやすい庶民派、開店から閉店まで常に満席の人気店、コース主体の高級店などなど。立ちながら串をつまむひとり客や買い物途中の親子が店先を囲む老舗も、再開発で場所は移転したが健在だ。遠方から予約してくるファンも多い、焼鳥〈まさ吉〉が同じエリアで手がけるもつ焼き店の〈帆玲〉は、2025年6月にオープンしたばかりながら、連日大盛況!
〈nemo Bakery & Café〉オーナーシェフの根本孝幸さんは、「2007年に店をオープンした頃は飲み屋のイメージが強い街でした。あれから18年経ち、自分が理想としてきた〝グルメな街〞へと成熟しつつある気がしますね」と話す。国内だけではなく、海外の食イベントでも活躍する〈Eme〉をはじめ、昨年、世界大会で優勝に輝いたピッツェリア〈La TRIPLETTA〉、気が利いたつまみを揃える〈酒場こば千代〉、再開発で西小山に移転したネパール料理の〈バルピパル〉が開いた姉妹店〈Chachahui〉も、ファンを多く抱えるお店だ。
「おいしいものを食べに行こう。そう思って、まずムサコに決めてから、店選びをするお客さんも多い。私もこの街が大好きだから、うれしいですね」とは、〈Chachahui〉オーナーのマハラジャン・ラジェシュさん。
1. 店の雰囲気もおいしさも、本場ナポリを彷彿させる。〈La TRIPLETTA〉

ナポリから職人を呼び寄せ設えた薪窯で、ピッツァイオーロの太田賢二さんが次々にピッツァを焼き上げる。「名刺代わりのマルゲリータをまず食べてほしい」。風味よく小麦が香り軽やかな食感は悶絶必至!スルスルと胃におさまる。
住所:東京都品川区小山3-13-12
TEL:03-6451-3537
営業時間:11:30~14:00LO、17:30~21:00LO
定休日:火、水ランチ休
席数:40席
2. 焼鳥の人気店が手がける活気に満ちたもつ焼き店。〈帆玲〉

焼鳥〈まさ吉〉からほど近い場所に今夏オープン。丁寧な仕込みと串打ちの美しさ、何より抜群のウマサにひっきりなしに客が席を埋める。生ビールもいいが、中国の薬酒の五加皮酒で作るオリジナルサワーがよく合う! 店先に立ちスペースとテラス席もあり。
住所:東京都品川区小山4-4-21
TEL:03-6822-7836
営業時間:18:00~24:00(23:00LO)
定休日:木休
席数:20席
3. ランチ限定のカレーは、ワインを誘うリッチな味。〈食堂 ボンクルール〉
名フレンチ出身、スパイス料理店でも経験を積んだシェフが作る、ランチタイムのカレーが評判。丁寧にとったフォンドボーをベースに、巧みなスパイス使いで仕上げるひと皿は、ワインを合わせてこそ本領を発揮する。
住所:東京都目黒区目黒本町5-12-2
TEL:03-6318-7014
営業時間:11:30~売り切れ次第終了(金土のみ夜営業あり17:00〜21:00LO)
定休日:月休
席数:12席
4. 何軒目で立ち寄るにも使い勝手がいい隠れ家。〈&WINE〉

駅から少し離れたビルの6階に、ワイン好きが夜な夜な集まってくる。1軒目利用はもちろん、もう少し飲んでつまみたい時にも。ワインはナチュラルを中心にグラスで10種以上揃え、ジャンルを問わない料理も多彩。不定期でうどん職人などとコラボイベントも。
住所:東京都目黒区目黒本町4-3-14 ミチノサキ6F
TEL:03-6452-2890
営業時間:18:00~24:00LO
定休日:不定休
席数:13席
5. いかしたつまみが酒を誘う、ひとり飲みもOKの良店。〈酒場 こば千代〉

いい塩梅の〆鯖をトーストにのせたブルスケッタや、大葉でキーマを包んで食べる一品など、興味をそそるつまみが多彩。あれこれ頼めるサイズ感と手頃な価格もいい! 店主の出身地、秩父名産のしゃくしな漬けを箸休めに、同郷のイチローズモルトもぜひ。
住所:東京都品川区小山2-6-16
TEL:070-8939-7854
営業時間:18:00(土日祝17:00)~24:00
定休日:不定休
席数:20席
6. 自分でスパイスをすり料理にプラスして楽しむ。〈タンドール&
スパイス酒場 Chachahui〉
駅前の再開発で西小山に移転した〈バルピパル〉の姉妹店。ネパールのつまみやタンドール料理に、スパイスを合わせて楽しむ提案をする。料理を待ちながらゴリゴリとすりつぶす香りもいいつまみに。
住所:東京都品川区小山3-15-1 パークシティ武蔵小山ザ・モール1F
TEL:03-6426-2695
営業時間:11:30~15:00、17:00~22:00
定休日:水休
席数:16席
7. 緑のアプローチを抜けた先にある、癒しの美食スペース。〈Eme〉

グリーンショップの扉を入った奥に店がある。オーナーシェフの武藤恭通さんが思い描いた、緑とレストランが寄り添う理想の物件だ。フランス・バスク地方の郷土料理を得意とし、ナチュラルワインにも精通している。益子などの作家ものやフランスのアンティークなど、器使いも素敵。武蔵小山や西小山にある仲間の店とイベントを開催するほか、国外のフードイベントでも活躍する。
住所:東京都品川区小山3-11-2
TEL:03-5751-7636
営業時間:12:00~15:00(13:30LO)、18:00~23:00(21:00LO)
定休日:月休、不定休あり
席数:26席
各スポットを紹介してくれた武蔵小山の案内人
むとう・やすゆき/神奈川県横浜市出身。国内のフレンチを経て、フラ
ンス、ニュージーランドなどで修業を重ね、2018年〈Eme〉をオープン。




















