神保町の魅力#1 おいしいごはん屋さん3軒

神保町の魅力#1 おいしいごはん屋さん3軒
TOWN&CITY GUIDE
神保町の魅力#1 おいしいごはん屋さん3軒
FOOD 2024.12.30
老舗の専門書店や個人経営の古書店、出版社が点在する神保町。近年はストリートカルチャー色の濃いギャラリーやカフェも誕生し、変革期を迎えている。街の風情は少しずつ変わっていっても、集まる人々の“本”への愛は変わらない。今回は、神保町のおいしいごはん屋さん3軒をピックアップ。
photo_Hikari Koki, Kanta Torihata illustration_Yosuke Yamauchi text_FIUME Inc.
紹介する街
神保町
老舗と新店が、本を中心に交ざり合う街。

靖国通りと白山通りが交わる交差点付近には100軒を超える古書店が集まり、その規模は世界最大級といわれている。オフィスワーカーのほか周辺大学の学生が多く滞在しているのも、この街の特徴の一つ。

1. 20代のシェフが挑戦する、期間限定の創作フレンチ。〈anneau〉
(アノー)

シェア施設〈REDO JIMBOCHO〉の1階で、昨年8月から2年の期間限定で営業。大阪のビストロや日本橋〈caveman〉で修業したシェフの早川さんが、素材の味を活かした創作フレンチを提供する。 

〈anneau〉
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レストラン

住所:東京都千代田区神田神保町1-37-1
TEL:080-8888-8030
営業時間:12:00〜14:00(日〜20:00)、18:30〜23:00
定休日:月火休
席数:10席

2.香川出身の店主が追求して辿り着いた新鮮なおいしさ。〈うどん 丸香〉(うどん まるか)

うどん 丸香にて冷やかけ(500円)にはボリューム満点の海老天(400円)を。
冷やかけ(500円)にはボリューム満点の海老天(400円)を。

行列必至の讃岐うどん専門店。「釜たまカルピスバター」(760円)など、本場の味を源流とした変化球うどんも人気。ジミヘン好きな店主の谷口春紀さんが流すBGMが店内を盛り上げる。

〈うどん 丸香〉
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うどん屋

住所:東京都千代田区神田小川町3-16 ニュー駿河台ビル1F
営業時間:11:00〜16:00、17:00〜20:30(土11:00〜15:30)
定休日:日祝休
席数:26席

3.目印の提灯が灯ると同時に、吸い込まれるように集う客。〈兵六〉(ひょうろく)

料理は初代の娘とその幼なじみの2人が担当し、シンプルながら少しひねりの利いた家庭料理を提供している。名物の餃子690円は、戦中を上海で過ごした初代店主が上海の友人から聞いたレシピで作っており、キャベツや玉ねぎのぎっしり感が癖になる。

〈兵六〉
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居酒屋

住所:東京都千代田区神田神保町1-3-2
TEL:なし
営業時間:17:00〜22:30
定休日:土日休
席数:15席

各スポットを紹介してくれた神保町の案内人

Profile
山下丸郎
〈stacks bookstore〉オーナー

アートも文学もお酒も。新しい何かに出会える場所。

「自分の好きなものをジャンルレスに集めています。本棚の裏にワインセラーが隠れていたりと、店をよく見てもらうと色んな発見があるかもしれません。お客様の新しい扉を開く、そんな場所でありたいですね」

Profile
柴山雅都
兵六〉店主

76年の歴史を守りながら、新しい風が入る場所に。

「老舗だからといって常連客ばかりが集まるのではない、風通しのいい場所にしたい。〈兵六〉では、“プライドを持って営業する”という初代の教えを守りながら、全てのお客様に平等に接することをモットーにしています」

神保町の魅力をもっと知る

▶︎ここでしか読めない話がある。Hanakoのメルマガ「ハナコさんのオフレコでお願いします。」

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