【京都】朝6時台オープンも。カラダが喜ぶ滋味深い朝食5選
1. 6:50オープン 樽酒と蕎麦 VIBESの蕎麦粥
麺で、お粥で、ピッツァで、蕎麦本来の旨味を丸ごと満喫。
北陸の酒蔵で醸造の奥深さにひかれ、樽酒と蕎麦の店を構えた主人・大橋太郎さんと妻の弓惠さん。間借り営業から移転し、2024年5月に自身の店をオープンさせた。蕎麦は品種改良をしていない在来種にこだわり、打ちたてで提供する。日曜限定のモーニングでは、蕎麦はもちろん蕎麦粥や蕎麦粉の生地のピッツァも用意。
ここに樽酒のほか、スパークリングワインのフリーフローも付けられる。「大人の社交場」と称した蕎麦飲みの店は、早朝から地元客でにぎわう。
住所:京都府京都市中京区壬生森町50-2
TEL:090-2194-0706
営業時間:15:00~20:00LO(モーニング営業は日曜のみ、6:50~11:50LO)
定休日:月火休
席数:10席
単品メニューも豊富。予約は電話で。男性はジャケット持参がベター。
2. 7:30オープン 京都小川生薬 レストランの生薬コース
生薬を使った朝食コースで気力と体力をチャージ。
2024年4月に誕生した〈京都小川生薬〉は、生薬の会社が手がける複合施設。物販&カフェ、レストラン、宿泊施設を備えた館内の中でも特に話題なのが、レストランで提供される朝食。湯豆腐としゃぶしゃぶをメインにしたコースは、だしや調味料に生薬を使用し、食材の旨味を引き立てながら体に滋養と活力を与える内容に。老舗が作った豆腐や湯葉、京のおばんざいなども並び、胃腸に負担の少ないごちそうだと、リピーターが続出中。
住所:京都府京都市中京区油小路通押小路上ル二条油小路町272 2F
TEL:075-606-5565
営業時間:7:30~15:00(朝食は1日4回制で各回一斉スタート)
定休日:無休
席数:20席
HP:https://kyoto-ogawa.jp/
完全予約制。予約はHPより。
3. 8:00オープン 小梟の香港粥
京都ならではの小皿点心が滋味深いお粥にマッチ。
「街中から少し離れた立地なので、来店の目的になるインパクトが必要だと思った」と店主の米田勲(よねだ いさお)さん。編み出した朝食は、彼曰く「やり過ぎ」なほど充実した点心18種が並ぶ粥定食。お粥はジャスミンライスを干し貝柱汁と丸鶏のスープで炊いた深い味わい。小皿は中華にこだわらず、炙りしめ鯖や近江八幡の赤こんにゃく田楽などのおばんざいや、旬の野菜を使ったメニューも。白切鶏の生姜ソースなど夜に人気の品が登場するのもうれしい。
住所:京都府京都市東山区本町8-89-1
TEL:075-746-4583
営業時間:8:00~10:00LO、11:30~14:30LO、17:00~20:30LO
定休日:第2・4日月休
席数:18席
夜営業は金土のみ。※予約は電話か@xiaoxiaokyotoのDMから。
4. 8:00オープン TOMの蒸しスープ
モダン・タイ料理店が手掛けた目覚めに相応しい薬膳スープ。
東京・目黒の人気タイ料理店〈みもっと〉が旗艦店として2023年5月に京都にオープンした〈MOT(モット)〉。ここは日曜と月曜のみ営業するモダン・タイ料理の店だが、ほかの日は店名を〈TOM〉と変え、朝昼限定の薬膳スープ店として営業する。自慢のスープは店主みもっとさんがバンコクで出会って魅了された味を再現したもの。スペアリブ、チキンをベースにしたスープに、龍眼(りゅうがん)や淮山(わいさん)、玉竹(ぎょくちく)、クコの実といった薬膳食材を加えて蒸すことで豊かな風味と滋味深さを実現。
住所:京都府京都市上京区上御霊前通烏丸東入ル上御霊前町409-2
TEL:なし
営業時間:8:00~14:00
定休日:日月休
席数:6席
Instagram:@tom.kyoto
スープはほかにスペアリブの薬膳1,500円など4 種あり。
5. 8:30オープン だし料理 十 -じふ-のだし料理
香り高いだしが、朝の体に沁みわたる。
だしの魅力を広く伝えることに情熱を注ぐ店主・井上典明さん。さわらの煮干しとまぐろの節、昆布のだしが主役の「newめん」、削りたての節のたまごかけごはんなど、メニューはいずれもシンプルにして極上。麺は国産小麦と卵のみを使用した約1㎜四方の自家製麺。卵は宇治茶葉を食べて育った鶏の卵「茶乃月」、塩は岩手県の天然塩、シチリア産オリーブオイルなど、だしをおいしくいただくために、食材にも並々ならぬこだわりが。
住所:京都府京都市左京区一乗寺樋ノ口町27 コーポラス禅1F
TEL:075-585-4425
営業時間:8:30~15:30
定休日:月火休
席数:6 席
写真のアラカルトのほかコース料理も人気。※予約優先。夜の営業は@dashiryoriで確認を。