【京都】朝ごはんは洋食派！ な人へおすすめのお店4選

【京都】朝ごはんは洋食派！ な人へおすすめのお店4選

FOOD 2024.10.22

かつては和定食が一般的だった京都の朝食も、昨今はバラエティ豊かに変化。でも、五臓六腑に沁みるおいしさは共通です。散策前の腹ごしらえにオススメの、洋な朝食スポットを紹介します。

photo_Shoko Hara, Elephant Taka　text_Kimiko Yamada

1. 6:50オープン　樽酒と蕎麦 VIBESの手打ち十割蕎麦ピッツァ

北陸の酒蔵で醸造の奥深さにひかれ、樽酒と蕎麦の店を構えた主人・大橋太郎さんと妻の弓惠さん。間借り営業から移転し、2024年5月に自身の店をオープンさせた。蕎麦は品種改良をしていない在来種にこだわり、打ちたてで提供する。日曜限定のモーニングでは、蕎麦はもちろん蕎麦粥や蕎麦粉の生地のピッツァも用意。

ここに樽酒のほか、スパークリングワインのフリーフローも付けられる。「大人の社交場」と称した蕎麦飲みの店は、早朝から地元客でにぎわう。

2. 8:00オープン　To.のオープンサンド

イタリアン居酒屋が始めたオープンサンドの朝ごはん。

人気イタリアン〈fudo（フウド）〉の姉妹店が2024年1月よりブランチを開始。オーナーシェフがヨーロッパを巡り、現地の味から閃いた朝食メニューの中には、トスカーナ地方を代表するボンボローニなどの甘い朝食も。一番人気は自家製ブリオッシュを使ったオープンサンド。写真のハムサンドは、ブリオッシュの上に自家製ハムが山ほど盛られた豪快さが特徴。中には半熟卵とバーニャフレッダが忍ばせてあり、とろ～りとろける黄身をパンですくって食べる瞬間が最高。

3. 9:00オープン　RONMADORのドーナツ

シェフが考案したドーナツの一品料理。

奥田匡章（まさあき）さん・修代（ひさよ）さん夫妻が営む魚と野菜が主役のレストラン〈バルマーネ〉が2023年11月、ドーナツ専門店〈RONMADOR〉として新装開店。ドーナツは従来品とは違い、古代小麦を天然酵母で発酵させたり、米粉を使ったりした3種のドーナツがベース。そこに野菜やソースを組み合わせ、レストランの一品料理のように美しく仕上げる。特に豆乳ベシャメルソースや野菜を合わせた朝ごはんは、乳・卵不使用でヴィーガンの人にも好評。

4. 9:30オープン　IL LAMPOのピアディーナ

広島産の極上無農薬野菜を北イタリアの文化と共に満喫。

かつて河原町三条にあった人気イタリアン・バールが2024年1月、出町柳に復活。店主・田中春奈さんのはんなりトークも健在だ。新しく始めたモーニングは、北イタリア・ロマーニャ地方の味「ピアディーナ」が名物。薄く焼いた生地に生ハムやチーズを挟むのが一般的だが、ここでは6年間の広島生活で培った店主の知見を生かし、北広島町の有機農家〈やまのまんなかだ〉直送の無農薬ベビーリーフをたっぷりと。フレッシュな味わいが自然派ワインと好相性。

▶︎ここでしか読めない話がある。Hanakoのメルマガ「ハナコさんのオフレコでお願いします。」