【鎌倉】絶対に喜ばれる焼き菓子の手土産スポット5選

【鎌倉】絶対に喜ばれる焼き菓子の手土産スポット5選

FOOD 2024.09.10

鎌倉を訪れたら甘いものは欠かせない。この街に20年以上暮らすいがらしろみさんに、お土産にも喜ばれる焼菓子を教えてもらいました。

photo_Shin-ichi Yokoyama　styling_Makiko Iwasaki　text_Mae Kakizaki　edit_Ai Sakamoto

1. 〈アコテ材木座〉のタルトシトロン

ほどよい甘さのメレンゲとレモンの酸味がマッチ。

鎌倉駅から少し離れた住宅街にあるビストロ兼パティスリー。夫の磯辺健太朗さんが料理を、妻の優さんがお菓子づくりを担当する。タルトシトロンのメレンゲの形は数種類のパターンを用意し、選ぶ楽しさも提供。「焼菓子といって、まず思い浮かんだのがこのお店。定番のマドレーヌやフィナンシェもおいしいですが、特にタルトが絶品です」。（いがらしろみさん、以下同）各540円。

2. 〈ベルグフェルド 御成店〉の小ミミパイ

ドイツで幸運を呼ぶといわれる豚の耳がモチーフ。

1980年に創業したドイツパンとお菓子の店の3号店。昔ながらの職人技と、実直なものづくりの姿勢を受け継いだ2代目が腕を振るう。「小ミミパイ」も、創業当初から人気の高い焼菓子だ。「バターの香りとサクッとした食感が楽しめます。『大ミミパイ』もありますが、私はお茶のお供にぴったりなサイズ感の小ミミがお気に入りです」。1袋570円。

3. 〈ロミ･ユニ コンフィチュール〉のプチ・パレ& キャラメル・ブルターニュ

絶妙な焦がし加減のキャラメルがサブレと好相性。

若宮大路沿いで営む自身の店で、いがらしさんが選んでくれたのは、フランス定番のサブレである「プチ・パレ」（20枚1,230円）と、ゲランドの塩と発酵バターがコク深い「キャラメル・ブルターニュ」（80g 970円）。どちらもリピート率の高い商品だという。「別に食べてもおいしいですが、組み合わせるとタルトのような味わいが楽しめますよ」

4. 〈ラ･ブティック･ドゥ･ユキノシタ･カマクラ〉のテリーヌ・オ・ナポレオン

生菓子の要素をプラスした新感覚テリーヌ。

長年親しまれた〈パティスリー雪乃下〉が、2022年にリニューアル。東京のパティスリーで修業を積んだ佐々木元シェフが就任し、メニューも一新した。いがらしさんが選んだテリーヌは、濃厚なチョコレートの中にレモンの酸味とヘーゼルナッツの風味が調和。「小ぶりなサイズ感がお土産にちょうどよく、一口で充実感を味わえますよ」。2,160円。

5. 〈THE GOOD GOODIES -EAST-〉のコーヒーシフォンケーキ

ふわふわの生地とコーヒーの風味がたまらない。

御成商店街の路地にあるコーヒーショップ〈THE GOOD GOODIES〉が、今年4月、駅の反対側に2号店をオープン。2つの店で人気のコーヒーシフォンケーキは、生地とクリームに加えた同店オリジナルのコーヒーの風味がほどよく、甘さも控えめ。「どこか家庭的な味わいは、ザ・おやつ！　という感じ。軽い口当たりでパクパク食べられます」。486円。