落語家・桂二葉が語る、居心地のいい喫茶店の共通点

母から「茶しばこうか」って誘われて、ちっちゃい頃からよう行ってました。高校生くらいのときから一人でコーヒー飲んでましたし、日常に喫茶店がずっとある感じです。場所を問わず、自分の好きな店に共通しているのは、店が茶色いこと。店内が白いとなんか疲れるんです。

大阪に「天満天神繁昌亭」っていう寄席があって、そこの出番前に必ず行く喫茶店があるんです。入り口に近いお決まりの席に座って小さい声でぶつぶつ言いながらネタを繰ってます。一回練習してからじゃないと不安なんです。店の人も「またやってるわ」って感じでほったらかしにしてくれはるし、心地いいんですよ。