いつもの旅行に非日常感をプラスするなら! 車窓からの眺めと名シェフによる美食を堪能!旅の目的にしたい、全国のおすすめ食堂列車3選
食堂車が消えたいま、食堂に力を入れる豪華列車や観光列車が続々登場!非日常感が味わえる、旅の新たな楽しみ方として人気を集めています。今回は、東北から九州まで全国のおすすめ食堂列車をご紹介。
新八代・八代~川内…〈おれんじ食堂〉
鹿児島と熊本をつなぐ肥薩おれんじ鉄道の観光列車。食事は沿線のレストランやカフェとコラボレーションし、便ごとに異なったメニューを提供している。一番人気は有名シェフが手がけるフルコースの2便「スペシャルランチ」。
2018年度は、南青山や福岡に店を構えるフレンチレストラン〈ラ・ロシェル〉の坂井宏行氏が担当している。途中の駅ではマルシェの楽しみも。
「スペシャルランチ」(大人21,000円)は新八代駅(熊本)~川内駅(鹿児島)を走る約3時間39分の旅。予約は電話かウェブで。
問おれんじ鉄道予約センター
■0996-63-6861
■www.hs-orange.com/kankou/
八戸~久慈…〈TOHOKU EMOTION〉
内装まで丸ごとレストランの「東北レストラン鉄道」。ウニやアワビ、短角牛などの豊かな特産物を生かし、八戸発の往路ではランチのコースを、久慈発の復路ではデザートをいただける。
4月からはフランスの星付きレストランで修業を積んだ緒方稔氏がランチを担当。十和田市現代美術館の高橋匡太氏のアートインスタレーションや鄭秀和氏のインテリアデザインも見どころだ。
列車は1日1往復。スケジュールは公式HPで公開されているほか、各旅行会社でもプランが組まれている。往復11,900円。
問びゅう予約センター
■03-3843-2001
■www.jreast.co.jp/tohokuemotion
京都・大阪~下関…〈TWILIGHT EXPRESS 瑞風〉
京都・大阪・下関を出発し、山陽・山陰それぞれの景色を味わいながら旅をするホテルのような列車。山陰を走れば大山や宍道湖などの雄大な自然が見え、山陽を走れば明石海峡大橋や尾道水道など穏やかな瀬戸内海に沿って進んで行く。
フードコラムニスト門上武司氏プロデュースのもと、7人の料理人が監修し、写真はレストラン〈HAJIME〉の米田肇シェフ監修のコースから。
1泊2日片道コースと2泊3日周遊コースがある。250,000円~。申し込みは郵送かウェブで。申し込み多数の場合抽選あり。
問TWILIGHT EXPRESS 瑞風 ツアーデスク
■0570-00-3250
■twilightexpress-mizukaze.jp
(Hanako1156号掲載)