ブランチはここで。 出来立ての【トースト】をもっと楽しむなら!魅惑のメニューが嬉しいほっこり喫茶店3軒
バターにもジャムにも、どちらにもマッチするシンプルな魅力が人気の「食パン」。いつものスタイルも良いけれど、今日はあえて喫茶店で、美味しいアレンジをされた食パンメニューを楽しんでみませんか?
1.とろける美味しさ「チーズトースト」とコーヒーは相性抜群〈江古田珈琲焙煎所〉/新江古田
「自分たちが通いたいと思えるお店に」と、工藤巨樹(なおき)さん・清子さん夫婦が開業。ドリップの速度や湯温にこだわり、理想とする「後味のキレイなコーヒー」を、リーズナブルな価格で提供する。湯を注ぐと、ぷわーっと豆が膨らむのは、焙煎したて&挽きたての証拠。
「チーズ&ベーコントースト」410円「江古田ブレンド」370円※ドリンクとセットで100円引き パンは奥様の手作り。店名を冠したブレンドコーヒーは、芯のある苦みと甘み、酸味が絶妙。
(Hanako1150号掲載/photo : Yoko Tajiri edit: Mikiko Okai)
2.ふわっと分厚い食パントーストでひと息。〈Megane Coffee〉/桜上水
バリスタの店主・竹日渉さんのお店。自家焙煎するスペシャルティコーヒーをはじめ、メニューはすべて手作りとこだわりが。
バターたっぷりの「小倉トースト」450円と「カフェラテ」550円(各税込)。なめらかな小豆はほどよい粒感。軽い口当たりのラテによく合う。甘めに仕上げた自家製食パンはサイの目に切り込みを入れ、どこを食べてもサクッとふわふわに。約3㎝という厚みも贅沢!
(Hanako1151号掲載/photo : Mao Yamamoto text : Wako Kanashiro)
3.こだわりカルピスバターを使用したフレンチトースト〈珈琲と紅茶とバロック音楽 平均律〉/学芸大学
ご主人は70年代に喫茶専門学校の講師を務めた喫茶店のプロ。ある日、友人と吉祥寺を歩いていて耳にした平均律の美しさに感動し、自らの店を持ちたいと考えるように。そして80年に原宿の裏路地で開いたのが、コーヒーとバロック音楽の店だった。ブランクをへて17年前に学芸大学に場所を移してからは、自家製のケーキや中国茶のメニューも増やした。
カルピスバターを使ったフレンチトースト800円は、こだわりの一品。映画『クレイマー、クレイマー』に登場する一皿がモデル。紅茶は700円~
(Hanako1150号掲載/photo : Kenya Abe text : Hiroko Yabuki)