まるでスイーツなアレンジティーも! 〈GINZA SIX〉のティーサロンで楽しむバラエティ豊かな魅惑のアレンジティー6選
銀座のランドマーク〈GINZA SIX〉にあるティーサロン〈LUVOND TEA SALON〉では、ティーマイスターがまるでバーテンダーのように織りなすバラエティ豊かなアレンジティーが楽しめます。その魅惑のラインナップを一部ご紹介!
スリランカや台湾、日本など世界中にある優良な茶園に自ら足を運び、一般市場に出回らない最高峰の茶葉を買い付ける屈指のティーマイスター、伊藤孝志さん。彼が主人となり、もてなすサロン〈LUVOND TEA SALON〉ではユニークなアレンジティーの数々を提供している。
客の好みや気分に合わせて、即興でアレンジティーを振る舞う姿はまるでバーテンダーのよう。頭の中には数百種類あるというレシピの中からその一部を特別にご紹介!
キャラメルとライチで香り付けしたアッサムティーをミルクで煮込み、ほんのり甘いクリームをのせた一品。「アッサムはミルクと相性がいい茶葉。口に入れた瞬間に香ばしいキャラメルとライチの香りが感じられます」。なめらかなクリームがミルキーなコクをプラス。甘味はしっかり、飲みごたえもたっぷりなのでスイーツを食べたときのような満足感がある。
「ダージリンにボバを入れるなんて邪道だ、と言われそうですが、僕はこのレシピが気に入っています。最初はこのままの状態で飲み、そのあと砂糖を加えてみてください。苦味が消えて、茶葉本来の凜とした味が伝わります」。タピオカのまろやかな甘さが、シンブリ茶園で採れたオリエンタルな味わいのダージリンを引き立てている。
カルダモン、シナモン、クローブなど数種類のスパイスにミルクを加え、ピーチフレーバーのセイロンティーをじっくり煮出す。「ジンジャーやブラックペッパーも加えているので、飲むと体の芯から温まります。ピーチの甘い香りが緊張を解きほぐし、リラックスさせてくれますよ」。ホッと一息つきたいときにオーダーしたい一杯。
特級のアッサムの茶葉で作ったアイスティーに、ミルクを加え、スライスしたレモンをトッピング。普通なら分離を恐れて敬遠される組み合わせだが、タピオカのモチモチ食感もあいまって、驚くほどおいしく仕上がっている。「全体がまとまるよう、バランスを計算しました。甘さがしつこくなく爽やかです。レモンをつぶしながら飲んでみてください」
パインとマンゴーで香り付けしたセイロンティーを濃いめに抽出し、炭酸水で割り、喉越し爽やかに。「香りはフルーティなのにシュワシュワッとした喉越しのおかげでさっぱり。実はフレーバーにパインとマンゴー以外のフルーツも隠し味として使っているので、奥行きのあるトロピカルの香りがするんです」。薄切りオレンジとタピオカの食感もアクセント。
砂糖を多めに加え、深いコクを引き出したアッサムティーに鮮やかなオレンジを浮かべた一杯。「カップのふちにオレンジをあてながら飲むとさらに香りが広がります」。シャリマとは北インドのカシミール地方にある花園の名前で、オレンジの華やかな香りにたとえて名付けられたそう。素敵なカップ&ソーサーはハンガリーの陶器ブランド「ヘレンド」製。
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(Hanako1145号掲載/photo : Kenya Abe text : Mariko Uramoto)