都心からすぐに行けるオアシス 東京の「村」でリラックス。緑豊かな【檜原村】で山菜を食べる日帰り旅プラン!

FOOD 2018.02.16

飛行機や電車に何時間もゆられておいしいものを目指す旅もいいけど、東京にも楽しめる自然があるんです。「檜原村」で、豊かな緑と美味しい山菜を楽しむ旅プランをご紹介します。

10 : 30 駅からバスで檜原村へ!

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JR中央線をひたすら下り、さらに五日市線に乗り換え到着したのが、終点の武蔵五日市駅。

ここからバスで檜原村を目指す。檜原村方面のバスは大きく2つの系統があり、今回の目的地に向かうのは「数かず馬ま 」行。すでに空気が清々しくて期待が高まる!

11:00 まずはお腹を満たそう〈玄庵 檜原〉

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バスに乗ること約15分。村で評判の蕎麦店に到着。窓から見える鮮やかな緑に落ち着く店内。テラス
席もある。

「野菜天せいろ」1,400円(税込)は、地元の山の幸が味わえる。かぼちゃやナスなど、それぞれの味が濃く、歯ごたえもあって新鮮そのもの。
「野菜天せいろ」1,400円(税込)は、地元の山の幸が味わえる。かぼちゃやナスなど、それぞれの味が濃く、歯ごたえもあって新鮮そのもの。

ここで提供されるのはコシの強さが自慢の8.6割蕎麦。産地やブレンドにこだわった蕎麦粉や秋川の澄んだ水といった素材の良さと、職人の確かな腕が味を支える。

13:00 立派な庭園を前に一服〈寺カフェ 岫雲〉

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1504年(永正元年)創建。500年以上もの歴史がある禅寺・玉ぎょくでんじ傳寺。

山々を借景した美しい枯山水庭園を擁するこの寺は、これまでその姿を檀家くらいしか知ることがなかったが、昨年からカフェとして一般公開を開始。

メニューは、地元の大麦を使った「麦焦がしのおねりとお茶のセット」500円(税込)など。
メニューは、地元の大麦を使った「麦焦がしのおねりとお茶のセット」500円(税込)など。

景色を見ているだけで心が洗われる。

〈寺カフェ 岫雲〉
■東京都西多摩郡檜原村人里1705
■10:00~16:00/火水木休
■人里(へんぼり)バス停徒歩3分。来店前に要連絡/20席/分煙

14:40 滝の流れる縁結びの〈九頭龍神社〉

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1545年(天文14年)から鎮座。御祭神の九くず
頭りゅうのおおかみ龍大神は、縁むすびの御神徳があるといわれ、恋愛はもちろん仕事の縁など、さまざまな縁を取り持ってくださるそう。

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「縁むすびのお守り」800円(税込)は、ご利益ありと評判。

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近くを流れる九頭龍の滝は、古くから現在まで滝行が行われている場所。お参り後は、清らかな滝のマイナスイオンに癒されて。

〈九頭龍神社〉
■東京都西多摩郡檜原村数馬7076(山城/檜原村数馬2478)
■参拝自由 ※お守りは〈山城〉にて授与
■数馬バス停徒歩7分

16:00 旬の山菜料理に舌鼓〈三頭山荘〉

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旅の最終目的は、この圧巻の山菜料理! 全22皿の「檜コース」2,810円(税込)は、檜原名物のマイタケや、調理にはかなり手がかかるという希少なマタタビの実などが御膳にズラリ。

そのほとんどを店主が自ら山で採ってきたり、自家栽培したりと、野趣あふれる旬のものばかり。

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食後の楽しみは日帰り温泉(1,000円)。疲れも吹き飛び、もう極楽。

お土産はこれがおすすめ

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村の面積の93%を森林が占めている檜原村は、良質な間伐材が採れることでも有名。檜などを使った木工品の製造も盛んで、土産店などで購入可。

■檜原村への行き方

電車:JRで新宿駅から武蔵五日市駅まで乗り継ぎがよければ1時間ほど。そこから西東京バスに乗り、およそ30分で檜原村に到着。

車:中央自動車道を八王子インターで降りて45分ほど。圏央道なら日の出インターで降りて30分ほど。

(Hanako1137号掲載:photo : Michi Murakami Text : Nami Hotehama)

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