小さなフォルムに秘められた奥深いカヌレの世界 【銀座】食べ比べしたい絶品カヌレ5選。外はカリ、中はモチっと食感がやみつきに!
バラエティがより豊かになり、さまざまなジャンルで大きく進化を遂げている大銀座エリアのランチ。同じく、街の魅力のいち要素である「スイーツ」だって、一層華やかに盛り上がっています。そんな大銀座のスイーツ情報から「カヌレ」をご紹介します。
1.カヌレ×チーズケーキの新感覚スイーツ。〈LOUANGE TOKYO Le Musée〉/銀座1丁目
カリカリの皮に包まれているのは、ほんのりオレンジピールが効いたチーズクリーム。一口かじるとあふれんばかりに口に広がるクリームの滑らかな口当たりが特徴的で、カヌレというよりも“カヌレの皮を被ったチーズケーキ”の方がしっくりくる。香ばしさはそのままに濃厚さも兼ね備えた「カヌチー」は、HPをチェックして焼きたてを狙うのがおすすめだ。486円。
〈LOUANGE TOKYO Le Musée〉
■東京都中央区銀座1-9-5
■03-4400-6606
■10:00~19:00 不定休
■10席
2.食べ応え十分のもっちり食感。〈パティスリー カメリア銀座〉/銀座7丁目
並べてみると一目瞭然、存在感のある大きさが目を引く〈カメリア銀座〉のカヌレだが、一線を画しているのがその中身。ほかとは比較にならないくらいもっちりとした食感で、噛むごとに甘さがふんわりと香る。店内には、華やかなケーキや焼菓子もたくさん並んでいるから、組み合わせてギフトにするのも◎。400円。
〈パティスリー カメリア銀座〉
■東京都中央区銀座7-5-12 ニューギンザビル 8号館 1F
■03-6263-8868
■12:00~21:00(土祝~20:00)日休
3.素材にも焼き方にもこだわった本格派。〈Hiromi & Co.(ヒロミアンドコ)〉/大伝馬町
繊細で焼き上げるのが難しいといわれるカヌレ。「気温や湿度の変化に食感も味も左右されるから、下準備は抜かりなくやります」と気さくに話してくれたオーナーは、フランスでレストランシェフを務めただけあり本物志向。外カリ中モチな「カヌレ・ド・ボルドー」は3種のラムを使用し、一口ごとに丁寧で贅沢な甘さが広がる逸品だ。360円。
〈Hiromi & Co.(ヒロミアンドコ)〉
■東京都中央区日本橋大伝馬町14-8
■木金12:00~19:00(土~17:00)日~水休
■5席
4.こだわりの素材が叶える黄金バランス。〈Pâtisserie ease(パティスリー イーズ)〉/兜町
焼き上がりから時間が経っても、外はカリカリ中はモッチモチのカヌレはお店でも人気の看板商品。素材にもこだわっているためバターの香りがよく立ち、最後にふわっと香るラム酒がさらに味わいに深みを演出している。人気商品ゆえ、タイミング次第では売り切れてしまうこともしばしば。運よく焼きたてが並んでいたら、迷わず手に取るべし。410円。
〈Pâtisserie ease(パティスリー イーズ)〉
■東京都中央区日本橋兜町9-1
■03-6231-1681
■11:00~19:00(17:30LO)水休
■7席
5.自分へのご褒美にも、手土産にも。一個で心も満たされる贅沢カヌレ。〈虓(コウ)〉
作り手と食べ手のつながりを一つ一つ大事にしたいという思いから、店名以外の店舗情報は一切明かしていないカヌレ専門店〈虓(コウ)〉。食感のバランス、そしてバターやバニラの香りに劣らず強く残るラム酒の絶妙なハーモニーは、一度食べたら忘れられない。作り手の並々ならぬ熱量を感じ取ることができる究極体のカヌレだ。10個入り3,000円。