取り寄せて支援&備えを整える。 【全国】お取り寄せしたい常備食4選。普段から食べたくなるほどの美味しさ。
旅や外食の機会がぐっと減ったからこそ、自宅にいながらにしてできる“楽しい支援”は大事なアクション。被災者の声が生かされる常備食、買うことで支援になるお取り寄せ…など、ストーリーのあるアイテムをセレクトしていただきました。今回は、常備食をご紹介いたします。
1.普段から食べたくなるリッチさたっぷりの一品。〈熊本製粉〉の「くまもとの未来クッキー」
熊本の製粉メーカーが開発した、初の防災商品。熊本県産の小麦「ミナミノカオリ」を使ったクッキーは、いわゆる「防災用」ということを忘れるおいしさ。「サクッと軽く、最後はホロリとする口当たりがクセになる。バニラの風味も高く、贅沢感のあるおやつです。まとめ買いして、ちょっとしたときにつまむのもおすすめ」(池田祐美子さん)。賞味期限3年。120g 3缶入り2,430円。
2.普段からアレンジしてお酒に合わせたくなる!〈ふくしまみらいチャレンジプロジェクト〉の「ふくしまの常備食シリーズ」各種
福島県の事業者マッチングを支援する〈ふくしまみらいチャレンジプロジェクト〉で誕生。川俣シャモ等の名産品、凍み餅に代表される伝統食など、福島の豊かな食文化を常備食にアレンジ。「まずパッケージのかわいさが秀逸。普段から食べたくなるものばかりです」(池田さん)。左から、いわなのアヒージョ1,060円、川俣シャモのゴロっと煮込み540円、エゴマ豚みそ670円、凍み餅(4個入り)700円。
3.常温でもおいしい、体にいい常備食。〈potayu(ぽたーゆ)〉の「野菜を食べる玄米おかゆ」各種
URL熊本地震の被災者にヒアリングを行い、避難生活での野菜不足、栄養の偏りなどを考慮して生まれた常備食。国産玄米を使用し、無添加調理で作られるおかゆは、野菜のうまみが凝縮されている。「トマトやカボチャの甘味がしっかり感じられるのがまずうれしい。常温でも十分おいしいので、非常時にこそ役立てたい一品」(池田さん)。potayu corn、potayu pumpkin、potayu tomato各1袋378円。
4.数カ月に一度、宮城県産材料のカレーが登場。〈NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)〉のレトルトカレー
宮城県岩沼市に本社を置くレトルト食品メーカーが手掛ける商品。定番の「レモンクリームチキンカレー」(右、400円)などのほか、左の「デリシャストマトのキーマカレー」(数量限定、500円)のように、数カ月に一度、宮城県産食材を使ったシリーズも登場。「そのレトルトへの熱く真面目な姿勢にファン歴十余年。特にカレーのたゆまぬ進化に今後も目が離せません」(藤森陽子さん)
Navigators
・藤森陽子(ふじもり・ようこ)/ライター、エディター。『Hanako』や『BRUTUS』をはじめとする雑誌、Webで活躍。スイーツはもちろん、コーヒーやレストラン、酒場、ホテル、台湾等のジャンルで多くの取材を手掛ける。
・池田祐美子(いけだ・ゆみこ)/ライター。『Hanako』『Casa BRUTUS』などで執筆。グルメ、旅などのジャンルに精通し、アンテナショップ、地方のお取り寄せ、ご当地スーパー情報などもチェックを欠かさない。