夏らしい洗練の味わいが続々! 【スイーツ大賞2021】爽やかレモンスイーツ8選。話題のスイーツが目白押し!
20名を超えるスイーツ賢者たちをお迎えし、いま食べたい&注目ジャンルのスイーツを選出。アワード受賞品は、なんと172点。2021年、最もアツいスイーツ企画のスタートです!今回ご紹介するのは、レモンスイーツ。サマースイーツを代表する味といえばやっぱりレモン。季節柄のほか国産レモンの普及が進み、皮まで丸ごと使ったレモンスイーツが続々登場中。審査員たちをうならせた、とっておきの品を厳選。
1.〈atelier tamiser(アトリエ・タミゼ)〉のレモンケーキ/蔵前
今年4月オープン。レモンケーキに使うレモンは主に大崎上島にある柑橘農家より直送。口にした時に香りがふわりと広がるよう沢山のレモンゼスト&果汁を生地に練り込んでいる。「アイシングと共に、レモンとライムの清々しい香りと酸味が弾け、バターの馥郁たる香りと響き合う」(松本さん)。1個420円。
〈atelier tamiser(アトリエ・タミゼ)〉
■東京都台東区蔵前4-14-11 ウグイスビル 102
■12:00~完売終了月~金休
※変更の場合あり。詳細はInstagram参照。
【審査員コメント】
「異なる酸味のライムが、レモンの魅力を引き立てる(松本由紀子)」
2.〈エシレ・メゾンデュブール〉のクレーム・ドゥ・シトロン・オ・ブール・クリュ
卵、砂糖をじっくり煮込み、手搾りしたレモン果汁とエシレバターを加えて作る極上のレモンバターペースト。おすすめは柔らかなパンやトーストとの組み合わせ。ビスケットやスコーンに挟んでもおいしい。「ここ最近、注目度の高いフルーツバター。中でもこちらはエシレのバターが口どけ軽く、レモン感も満載」(平岩さん)。1,728円。
〈エシレ・メゾンデュブール〉
■東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1F
■10:00~19:00 不定休
【審査員コメント】
「数多くのヒット商品を生み出すエシレの新商品(平岩理緒)」
3.〈ハナ菓子店〉のおおきな瀬戸田レモンケーキ
京都発の洋菓子店。レモンは広島県瀬戸田町産のものを使用。シトラス感を存分に出すために、アイシングにもたっぷり果汁を使用しているのがポイントだ。シンプルな食材だけで作りたいという思いから、ベーキングパウダーなどは使わず、北海道産のバターと薄力粉、卵の力だけでふんわり、きめ細かなスポンジを焼き上げる。「生地やアイシングからも心地よい爽やかさが味わえます」(スイーツなかのさん)。2,100円。
【審査員コメント】
「爽やかな食感で、作りの丁寧さがよく分かる(スイーツなかの)」
4.〈リムヴェール コウジタカヤマ〉のレモンケーキ
数々の媒体で賞を受賞している話題作といえばこちら。秋から冬の一番おいしい時季に収穫された広島産・瀬戸内レモンを皮まで余すところなく使用したレモンケーキは、髙山浩二シェフがたった1人で全工程を手掛ける渾身の一品。ほのかな苦みも含め心地よい果実感を満喫できる。「ほろ苦さと爽やかさが調和し、レモンそのものの自然な味わいをケーキに生かしています」(下井さん)。5個入り1,950円。※現在3カ月待ち。
【審査員コメント】
「すりガラスのような糖衣をまとったフォルムも美しい(下井美奈子)」
5.〈ウェスティンホテル東京〉のシトラスバターサンド/恵比寿
カスタードソースとバターを贅沢に使ったホテルメイドのバターサンドから夏限定フレーバーが登場。こちらはレモンやオレンジのピールを使い、グランマルニエで香り高く仕上げた、お酒のお供にも相応しい大人風味のスイーツ。「柑橘類のピールと洋酒の爽やかなビター感に惹かれます」(chicoさん)。4本入り1,550円。
〈ウェスティンホテル東京〉
■東京都目黒区三田1-4-1
■03-5423-7778
■10:00~20:00(ウェスティンデリ)無休
【審査員コメント】
「ピールと洋酒が爽やかな、大人向けのシトラス(chico)」
6.〈アンフィニ〉のタルトシトロン・ベルガモット/九品仏
〈UNGRAIN〉でシェフパティシエを務めてきた金井史章(ふみゆき)さん。このケーキには彼が自ら産地を訪れ、感銘を受けた土佐ベルガモットを使用。爽やかな風味を満喫できるようメレンゲにはもちろん、生地の中にもマーマレードを塗っている。「甘酸っぱさが際立つ、フレッシュな土佐ベルガモットを使用。透明感あふれる香りが魅力的です」(松本さん)。648円。
〈アンフィニ〉
■東京都世田谷区奥沢7-18-3
■03-6432-3528
■11:00~19:00 水休
【審査員コメント】
「タルトに使用する柑橘が季節替わりなのが魅力(松本由紀子)」
7.〈ピエール・エルメ・パリ〉のタルト アンフィニマン シトロングルマンデーズ レゾネ/青山
レモンの酸味を衝撃的なまでに強調しつつ、ほろ苦さも含め上品に仕上げた新作は、従来品に比べカロリー30%オフ。グルテンフリーのパートシュクレと滑らかなクリームのコントラスト、さらにレモン風味のギモーヴがレモンの爽快さを演出。「鮮やかな酸味に感動。満足感を損なうことなくカロリーオフする手腕が見事」(藤森さん)。756円。
〈ピエール・エルメ・パリ〉
■東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山 1・2F
■03-5485-7766(青山店)
■12:00~19:00 不定休
【審査員コメント】
「レモン風味のギモーヴはシュワッと芸術的な口どけ!(藤森陽子)」
8.〈カノーブル〉のコンテンポラリーバターケーキ 瀬戸田レモンショコラ/八雲
日本発バターブランド〈カノーブル〉の新作。バターチョコレートの中には、瀬戸田レモンを皮ごとすりおろしたバタークリームをイン。その中にも濃厚な発酵バタークリームとレモン果汁シロップが浸みたビスキュイを重ね、三重構造に。「豊かなバターの香りと、ほんのりビターで爽快なレモンの香りが最高にマッチ」(chicoさん)。4,500円。HPから購入可。
〈カノーブル〉
■東京都目黒区八雲2-6-11
■12:00~15:00 月~木休
■03-6421-1861
【審査員コメント】
「各パーツに散らされたバターとレモンが共鳴(chico)」
“スイーツエキスパート”な21人の審査員。
※順不同、敬称略