華麗なるカレー。 【東京】人気カレー店の絶品「あいがけカレー」4選。一皿で“味変”できちゃう!
最近よく見かける、「あいがけカレー」。一皿注文すれば様々な味のカレーを楽しめるとあって注目を集めています。
1.〈YELLOW〉の「カレーの3乗」/四谷
〈YELLOW〉があるのは、四谷駅から外堀通りを市ヶ谷方向に歩いてすぐのビル、〈コモレ四谷〉の1階です。店内はインテリアもほんのりインド風。〈YELLOW〉は食の制約や嗜好を持つ人たち同士がテーブルを囲む姿にインスパイアされてできたカレー専門店です。
〈YELLOW〉のカレーは全部で6種類。ベジタリアンカレーとノンベジタリアンカレーがそれぞれ3種類ずつ用意されています。カレーは一度に3種類まで"あいがけ"も楽しめるスタイルです。1種類だけを選ぶと「カレーの1乗」。2種類をあいがけにする「カレーの2乗」、さらにもう1種類足して3種類のあいがけにすると「カレーの3乗」と名付けられています。
今回私は「カレーの3乗」をチョイス。ベジタリアンカレーから「蓮根とアーモンドのパラクマサラ」、「筍と大豆ミートのスパイシーキーマカレー」、ノンベジタリアンカレーから「とうもろこしとモッツアレラの辛くないキーマカレー」を選びました。
トッピングメニューも1つ60円からといううれしい値段設定で用意されています。今回は豆が材料のスナック「パパド」をトッピング。
〈YELLOW〉
■東京都新宿区四谷1-6-1 コモレ四谷 1F
■03-5475-8374
■8:00~22:00(21:30LO)、土日祝~21:00(20:30LO)
■無休
■公式サイト
2.〈カレー&スパイス ハナコ〉の「3種盛りカレー」/祐天寺
祐天寺の駅を降りてすぐ。黄色の暖簾と、漂う香ばしいスパイスの香りが目印の〈ハナコのカレー〉。
絵画のように、一皿に咲き乱れるカレー。どうしようもなく鼻腔をするぐるスパイスの香り。バランスよく注がれたカレー。愛らしいデコレーションのような「小松菜のココナッツ和え」、「ビーツ色に染めたキャベツ」、「ターメリックで漬け込んだ玉ねぎ」。カラフルな副菜たちが色彩を放つ。
〈カレー&スパイス ハナコ〉
■https://linktr.ee/curryspice_hanako
3.〈カレー独歩ちゃん〉の「カレー3種合がけ」/中野
魅惑的な骨董屋さんに迷い込んだようなどきどきが漂う店内。城主である独歩ちゃんの好きのエッセンスが集まった、宝箱のようなお店だ。カレーは日替わり。その日の食材の顔ぶれや状態、そして今日訪れるお客さんの顔を思い浮かべて、楽しみながら作っていくと独歩ちゃんは語る。その日のお客さんの表情をみてから、当日に少しアレンジを加えることも。
そんな3種の個性豊かなカレーを、愉快な副菜たちに混ぜて、味わう。あ、また違う表情になった。お皿の上で絵の具を混ぜて自分だけの色を作る、そんな余興ににんまりしちゃう。
〈カレー独歩ちゃん〉
■東京都中野区中野3-48-14
■11:00~L.O.14:30 不定休
※営業日は、インスタグラムやTwitterで随時お知らせします。
4.〈SPICE SPACE UGAYA〉の「あいがけカレー」/浅草
さて、今日のお店は〈SPICE SPACE UGAYA〉。あたたかなウッディー調の店内。オーナーの宇賀村さんと奥さん。ご夫婦で営む居心地のよい一間。
和食の経験を生かし、出汁を核としたカレーが特徴の〈SPICE SPACE UGAYA〉。驚くことに、全てのベースの配合が違うためどのメニューも風合いが全く異なるのだとか…。二種あいがけがあると色々と楽しめるのは有難い。「牛すじカレーとドライ鯖キーマのあいがけカレー」デザイナーとしての息遣いを感じる色彩豊かな盛り合わせ。最後にバーナで焼きを入れているサバの切り身は、香ばしさを纏い、出汁をふくんだ旨味が上品に広がる。主張しすぎず奥ゆかしい味わいは、まるで割烹料理のようだ。
〈SPICE SPACE UGAYA〉
■東京都台東区浅草5-23-7
■070-7524-0444
■11:30〜14:00、18:00〜22:30(22:00L.O.)日・月定休