カフェからベーカリーまで。 初めてのハワイ旅行で行きたいグルメスポット5軒。ハワイの名物グルメは名店で!
常夏の島、ハワイ。日本人にとってはおなじみの観光地ですが、これから初めてハワイに行く!という方もいるのでは?今回は編集部が初めてのハワイ旅行でオススメしたい定番のグルメスポットをご紹介します。お店選びに迷ったら、とりあえず行ってみて!
1.ローカル食材を使ったハワイ料理を。〈Merriman’s〉
地元の新鮮食材を使ったハワイ・リージョナル・キュイジーヌのパイオニア的存在とも呼ばれるのが、オーナーシェフのピーター・メリマンさん。ハワイ島、マウイ島、カウアイ島ですでに人気のレストランを展開させていたこともあり、昨年のオープン前から話題騒然。
「料理、お店の雰囲気、お客様への姿勢など、このお店にはメリマンズクラシックがあります」とマネージャーのコーディーさんが言うように、全てがパーフェクトなのに、肩肘張らずに楽しめるレストラン。毎日17時以降、来店した人全員にスパークリングワインのサービスがあるのもうれしい。
ピリッとチリの効いたソースとマグロ、アボカドの相性がマッチ。その場でMIXしてくれるライブ感も楽しい。
ポケはタロ芋チップスと相性抜群。
〈Merriman’s〉
リゾート気分の上がるグリーンのファブリックが可愛い店内。食事はもちろんカウンターでお酒を楽しんでも。
■1108 AuahiSt., Honolulu
■808-215-0022
■ランチ11:00~17:00、ディナー17:00~21:00(金土~21:30) 無休
■200席
(Hanako1174号掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE) text : Naomi Tsujioka)
2.日本では食べられないメニューを食べよう!〈bills〉
ハワイに来たらとりあえず食べたい、アヒポキ。〈bills〉のアヒポキは玄米を使っているのでとってもヘルシー。ライムを搾ってさっぱりいただけます。
細切りのポテトをカリっと焼いたロスティ。ポーチドエッグとやわらかいティースモークサーモンを添えた、朝食のメニューです。ポーチドエッグを割れば黄身がとろりと溢れ、食欲をそそります。
ディナーにおすすめのオーガニックステーキ。400gとボリュームたっぷり!ピリ辛のロメスコソースが良いアクセントに。
〈bills Waikiki〉
バラエティ豊かなメニューが揃っており、朝7時から夜は22時までオープンしているので、朝食からディナーまで、一日中いつ訪れても楽しむことができます。
■280 Beachwalk Ave. Honolulu, HI 96815
■(808)922-1500
■07:00〜22:00 (Last seating 21:00)
3.ブラジル産アサイーを使った本格派!〈ナル・ヘルスバー&カフェ〉
アサイはブラジル原産なので、ブラジル産を使うのは当たり前なのですが、冷凍モノではなく、アサイの実を仕入れて使っているのが〈ナル・ヘルスバー&カフェ〉。カイルアとワードにお店があります。なんでも、オーナーさんの持つ特別なコネクションでブラジル現地から直接アサイを仕入れているそうで、それをガラナとバナナ、少しの水と合わせたものがこのお店のベース。深い紫色が特徴です。ガラナは脳をシャッキっとさせる成分が入っているそうで、そう言われてみると、食べた後に気持ちまでリフレッシュするような。
一番人気は写真右の「ナル・ボウル」($10.25/16ozのMサイズ)。トッピングはベリーとバナナ、某ローカル企業から仕入れる2種類のグラノーラをブレンドして独自に配合したもの、ハワイ島産のオーガニックハチミツ、スーパーフードとして知られるビーポーレン。
写真左の「アラモアナ・ボウル」($5.50/8ozのSサイズ)は、ナル・ボウルからブルーベリーとビーポーレンを引いたもの。このお店の嬉しい点は、味はもちろんなのですが、8ozの小ぶりサイズがあること。女性一人でも軽く食べられると思います。
お腹をすかせたサーフィン帰りの人に、お腹いっぱいヘルシーなものを食べて欲しいという思いからカイルアでスタートしたお店だけあり、サンドイッチやラップなども用意されていて、それらも評判。ソースをきちんと手作りしていたり、サンドイッチのパンはグルテンフリーだったりと、それぞれの仕入れにこだわりがあることを聞けば頷ける味がそろっています。
(text:Shina Eriko, photo:Etsuro Sakaue)
〈Nalu Health Bar & Café〉
■131 Hekili Suite 109 Kailua, HI
■808-263-6258
■9:00~18:00
4.名物フレンチトーストにびっくり!〈BUTTON UP CAFE〉
“山盛り”という言葉そのままの「French Toast」9.95ドル。中に苺ホイップクリーム、上にもクリーム、さらにストロベリーとブルーベリー、バナナ(各1.5ドル)をトッピングして、仕上げにシロップをとろ~り。これでもか!というほど幸せ要素を重ねた一皿は、一見トゥーマッチだけれど、これがパクパクいけてしまう罪なおいしさ。
ごはん系のメニューも充実していて、もちろんこちらも山盛りのスタイル。甘い⇄しょっぱいの危険なループに要注意。「Eggs Benny Korean Braised Short rib beef」14.95ドル。
〈BUTTON UP CAFE〉
■719 Kamehameha Hwy. Suite #A102, Pearl City
■808-454-5454
■7:00~14:00(日~13:00) 月休
■19席
5.ロコに混じって出かけてほしい、偏愛ベーカリー。〈フェンドゥ・ブーランジェリー〉
ハワイ暮らしの中で、1、2番を争うほど出かけているお店は、きっとここではないかというベーカリーが、マノアにある〈フェンドゥ・ブーランジェリー〉。ワイキキから車で15分くらい、こぢんまりとしたショッピングモールの中にある小さなお店なのですが、常に行列ができています。
そんなに日本の方には爆発的な人気とはなったりしないのですが、もう、食通の方にも自信を持ってオススメしたいお店なんです。そんなわけで、お客さんはもっぱらローカル。バケットからスイートブレッド、クロワッサン、ピザにパニーニ、サンドイッチ、ケーキまで、それぞれのお客さんごとに狙いの品があり、それらを目がけて、朝から列に並んでいます。
わたしのおすすめは、断然スコーン($1.30)。2人暮らしなのに一度に1/2ダース(6個)は買って、買ったそばから車の中で食べるほど。翌日食べてもしっとりしている優秀なスコーンなのです。イングリッシュスコーンと呼ばれるタイプで、小さく四角いカタチ。高品質のバターと生クリームをたっぷり使うのがしっとりとした食感の秘密。毎日300個近くが売れていくというから驚きです。昼過ぎには売り切れてしまうこともあるので、早めに行くことをおすすめします。夕方に出かけてしまって買えなかったことは一度や二度ではありません。大量買するお客さんも多く、目の前で買い占められて売り切れてしまったことも。。涙
偏愛はスコーンですが、サンドイッチやピザもまた美味しくて。普段コメ派なのに、ニールさんのパンだけは食べたくなるという不思議。サンドイッチであれは、グランド・ワギュウ・ビーフ($13.50)をぜひ試してみてください。その辺のグルメバーガーを黙らせる味わいです。サンドイッチが注文できるのは11時からになります。注文が入ってからパテを焼くため、15分ほど待ちますが、そんな待ち時間も気にならない味なのですよ。ニールさんのおすすめの焼き加減はミディアムレア。ジューシーさを味わってほしいといいます。
〈フェンドゥ・ブーランジェリー(Fendu Boulangerie)〉
■2752 Woodlawn Dr., #5-119, Honolulu(マノア・マーケットプレイス内)
■808-988-4310
■7:30〜19:00、日〜15:00(※サンドイッチは11:00から)
■無休
■駐車場:マノア・マーケットプレイスの無料駐車場を利用
(text:Shina Eriko, photo:Etsuro Sakaue)