ポルトガル×南インドのやみつきスパイスカレーも。 ユニークな店名に注目!【東京】ユーモアたっぷりのネーミングが話題グルメ店5軒
ユーモアたっぷりのネーミングに思わず好奇心をくすぐられるお店が大集合。看板メニューも店名同様にオリジナリティがあふれるおいしさです。
1.〈クジラ荘〉
昭和のレトロな面影を残す、三軒茶屋のエコー仲見世商店街にあるホットドッグ専門店。「グルメハンバーガーやサンドイッチはあるのに、なぜグルメホットドッグはないのか」という疑問を抱いた店主がソーセージから本気で手作りするホットドッグは、大海原を行くクジラのような(!?)インパクトたっぷりのビジュアル。豚肉のさまざまな部位を使ったソーセージのジューシーさ、パンチのある味といったら!ハワイアンドッグやパクチードッグなど、バリエーションの豊富さも人気の秘密。
〈クジラ荘〉
■東京都世田谷区三軒茶屋2-13-10 エコー仲見世商店街内
■070-3367-1113
■12:00~22:00 木休
■13席/喫煙
2.〈ポークビンダルー食べる副大統領〉
豚をビネガーでマリネして煮込んだポルトガルの郷土料理が南インドのスパイス文化のもとにアレンジされ、定着したというポークビンダルーの専門店。発酵させた豚肉を使ったカレー、クスクスやサラダなどを混ぜながら食べるのがヤミツキに。ゆで卵は1個までサービス。ご飯は低糖質のカリフラワーライスに変更することもできる(+100円)。卓上に並ぶ4~5種のオリジナルソースをお好みで加えて味の変化を楽しむのもおすすめ。最終週には限定トッピングも登場するので、そちらも“食べ逃し”なく!
〈ポークビンダルー食べる副大統領〉
■東京都渋谷区宇田川町41-26 パピエビル2F
■なし
■11:00~16:00(売り切れ次第終了) 土日祝休
■7席/禁煙
3.〈カツレツの店 貴族と平民〉
代々木八幡の〈クリスチアノ〉をはじめ〈お惣菜と煎餅もんじゃ さとう〉など、食の新しい楽しみ方を提案してきた料理人、佐藤幸二さんが手がける新店。チーズを加えた衣をまとわせて揚げた豚肉は特製スープにくぐらせ、余分な脂を落として提供。イベリコ豚を使用した“貴族”と「普通の豚」を使用した“平民”のどちらかを選ぶことができ、1枚単位で追加も可。ヨーグルトや“紅しょーが”、ヴァン・ブランの白ワイン抜きなどの自家製ソースをかけて召し上がれ。お酒とともに楽しめる小皿料理も用意。
〈カツレツの店 貴族と平民〉
■東京都渋谷区富ヶ谷1-9-20 リンデン代々木公園1F
■03-6407-1791
■11:00~21:30 不定休
■17席/禁煙
4.〈ダイタリア〉
気持ちいいぐらい潔い店名と同様に、直球のおいしさで食いしん坊のハートを掴んでいるイタリアンの新星。黒板メニューには20種前後のメニューがずらりと並ぶ。前菜のなかには1,000円未満で提供しているものもあるが、写真の「まぐろホホ肉のカルパッチョ サラダ仕立て」などにも見て取れるように、どの料理もボリューミーでエネルギッシュ。ネーミングのもうひとつの由来はイタリア系の某航空会社から。料理にも店の雰囲気にもイタリアの陽気なムードを愛する店主の温かさがにじむ。
〈ダイタリア〉
■東京都世田谷区羽根木1-4-18
■03-6379-2018
■17:00~22:00LO(日祝~21:00LO) 木休(水不定休あり)
■21席/禁煙
5.〈キーマカレー スパイス婆ちゃん〉
店主の木村哲博さんが全国のカレー店を食べ歩く中でも、特に衝撃を受けたという店が京都の〈スパイスチャンバー〉。同店に対するオマージュとして「チャンバー」を「婆ちゃん」に変換し、自身の店に名付けた。けれどカレーはまったくのオリジナル。粗く切った鶏肉とトマト、玉ねぎをベースに各種のスパイスを絶妙に配合した鮮烈な辛さのカレーを作る。特徴はレッドチリの風味が効いていること。トッピングにジャガイモのスパイス炒めを加えると、さらに奥深い味わいに。
〈キーマカレー スパイス婆ちゃん〉
■東京都世田谷区経堂2-27-18 3F
■11:30~15:00(売り切れ次第終了) 水日休
■5席/禁煙
※詳細はInstagram(@spicebarchan)で。
(Hanako1179号掲載/photo : Kaori Ouchi, Yoichiro Kikuchi text : Keiko Kodera, Ami Hanashima, Kimiko Yamada)