やっぱり猫グッズがいっぱい! 谷根千エリアのおすすめライフスタイルショップ3選
散策の基点は、地下鉄千代田線の根津&千駄木駅とJR山手線の日暮里&西日暮里駅が便利。商店街がにぎわい、個人商店も元気な暮らしやすい街だ。文京区、台東区、荒川区が接し合うなかにギャラリーや美術館、神社などもある。
生活を彩るアイテムを見つけに。
北は荒川区西日暮里、南へくだれば文京区の千駄木と根津、そして東には台東区谷中。3つの区にまたがるこのエリアは、下町らしい生活の空気感を色濃く残しながら、山手線と地下鉄千代田線が通るアクセスの良さもあり、国内外から多くのツーリストが集まる人気の観光地だ。かつて夏目漱石の小説『三四郎』の登場人物たちを彷徨わせた藍染川は、大正時代に埋められて暗渠に。その後、夜店が軒を連ねるにぎやかな通りに生まれ変わる。その名残を名前に残すよみせ通り、くねくねとうねる形状に川の流れを幻視したくなるへび道、それに並行する不忍通り、交差するさんさき坂に団子坂。個人商店が並ぶ道沿いを歩き、小径に迷い込んだりするのもまた一興。
谷中・根津・千駄木エリアのナビゲーターである〈BEER PUB ISHII〉店主の石井寛之さんが、店に飾る花を仕入れる〈soco〉もこのたび千駄木に移転した。「週に一度、店頭で花を選んでいます。すぐ近くの〈gururi〉へは本とマンガを探しに。移転したばかりの〈golnabdnuoyc〉は、数年前、結婚指輪を作り替えたいと相談してみたところ、取引のある作家さんを紹介してくださって、おかげさまで素敵に仕上げていただきました」
1. 谷根千で4年。週末限定で開く生花店が実店舗を開店。〈soco〉
2025年秋、千駄木の路地裏にオープンした週末限定の生花店。民家の一角を店主自ら漆喰やペンキで塗った白い空間に、ヴィンテージの什器やアンティークの花器、季節の植物が鮮やか。冬期はスワッグの受注販売も。
住所:東京都文京区千駄木2-48-11
TEL:なし
営業時間:17:00〜21:00(土日9:00〜18:00)
定休日:※営業時間変動あり、SNSで確認を月火水木休
Instagram:@soco.11
2. ヨーロッパ発のブランドが見つかる週末オープンの店。〈goldandbouncy〉

年2回、コレクションの時期にパリやロンドンに買付に通うこと18年。〈ククシュゼット〉など日本に初めて紹介したブランドも数多いショップが移転&拡大オープン。猫に羊、ウサギ、犬など、ファンシーに振れないかわいいアクセサリー、socoバッグなどの小物が並ぶ。
住所:東京都文京区千駄木2-23-3 102
TEL:03-6313-6624
営業時間:11:30~20:00
定休日:月火水木休(祝は営業)
3. 蛇行する小径に人を集める3坪の専門店。〈gururi〉
へび道沿いに立つ4軒長屋に、「猫と本」そして「forsisterhood」を掲げる雑貨と本の店と、隣り合う展示室がある。猫の本を集めた一角には、小説、エッセイに絵本やマンガ。消しゴム、器、バッグなど猫をモチーフにしたかわいいグッズも見つかる。
住所:東京都台東区谷中2-514C
TEL:なし
営業時間:12:00〜18:00(金〜20:00)月
定休日:火休※臨時休業あり
各スポットを紹介してくれた谷根千の案内人
いしい・ともゆき/〈BEER PUB ISHII〉店主。若き日に旅したイギリスでパブ文化に魅せられ、2013年、よみせ通りに自身の店をオープン。
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