【銀座】香り好きの森香澄さんが選んだものは? 自分だけの香り袋作り体験!

【銀座】香り好きの森香澄さんが選んだものは? 自分だけの香り袋作り体験!
【銀座】香り好きの森香澄さんが選んだものは? 自分だけの香り袋作り体験!
CULTURE 2025.10.17
上質で特別な贈りものを求めるなら大銀座へ。タレント、俳優、モデルとして活躍する森香澄さんと、好きな香りを探しに〈香十 銀座本店〉へ行きました。
photo_MEGUMI styling_Yurina Inaba hair & make_Kana Mizuno text_Kahoko Nishimura
profile
森香澄

もり・かすみ/1995年生まれのタレント、俳優、モデル。テレビドラマやバラエティ、CMなどで活躍する。「普段から贈りもの選びに銀座をよく訪れます」

自分の好きな香りを作る。

お店のドアが開くと、ふわりと芳しい空気に包まれる。日本伝統の香りの文化を今に伝える〈香十 銀座本店〉へやってきたのは、香り好きを公言する森香澄さんだ。

森香澄
森香澄
2025年で450年を迎えた香司(こうし)〈香十 銀座本店〉へやってきた森さん。「洗練された空間で素敵ですね。普段は洋風の香りが好みですが、今日はなんだか“和”な気分です」

今回は自分へのギフトとして香り袋作りを。「プレゼントではフローラルやシャボンの香りをよくいただくので、自分では逆にウッド系を選ぶことが多いです」。調香は初めての体験。さてどんな香りができあがる?カウンターには、香木(こうぼく)を刻んだ刻み香原料、液体香料、結晶香料の3種が用意され、それぞれに複数の香りがある。主体となる刻み香原料を嗅ぎ比べていくと、パロサントにピンときた様子だ。「白檀(びゃくだん)はどんな香りともケンカしない調整役」と聞いて、2種の白檀のうち軽やかで酸味の強いインドネシア産をプラス。さらに、山奈(さんな)や甘松(かんしょう)などの個性的な香りを加え、奥行きを広げていく。「だんだん深みが出てきました」とうれしそう。

森香澄
刻み香原料を一つずつ嗅ぎ、イメージを膨らませていった森さん。
森香澄さんが香り袋を作っているところ
混ぜ合わせながら嗅いでみて、微調整も。香料を加えたら都度乳鉢ですり、香りを引き立てていく。

液体香料は、森さんが好きなヒノキに。最後に「ちょっと冒険するなら」と薦められた結晶香料・龍脳(りゅうのう)をほんの少し加えて完成。「長月(ながつき)の朝」と名付けた香りは、静かな森を連想させるクールな印象。「流行は意識しつつ、自分の中にある芯は忘れたくない。でも少し冒険はしたい。私らしい香りになりました」

森香澄さんが作った香り袋
森さんのレシピは、インドネシア産の白檀とパロサントがメイン。袋と紐を選んだら、包んでもらって完成。
information
香十 銀座本店

住所:東京都中央区銀座4-9-1 B1
TEL:03-6264-2450
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休

1回3名限定の調香コース2,500円は、開催日の1カ月前からウェブ予約開始。10月は20日と27日に開催が予定されている。

黒オープンショルダーブラウス27,000円、ベージュジャガードタイトスカート30,000円(共にCygne https://cygne.jp/)/右手パールリング23,760円(NOMG https://nomg.jp/)/左手中指シルバーリング8,800円(FLYNK https://www.flynktokyo.com/)/その他スタイリスト私物

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