ついにリリース。希少な沖縄産カカオ100%のショコラ。

ついにリリース。希少な沖縄産カカオ100%のショコラ。
ついにリリース。希少な沖縄産カカオ100%のショコラ。
CULTURE 2025.07.24
日本では難しいと言われているカカオの栽培を沖縄・やんばるの地で挑んでいる〈OKINAWACACAO〉。泡盛やシークワーサーなど地元食材と掛け合わせたチョコレートは、土地の魅力が詰まった一枚。2025年ついに、自家栽培カカオを使った“オール地産”ショコラが誕生しました。
photo_Yoichi Nagano text_Michiko Watanabe

やんばるでカカオを育て、地元食材でチョコを作る。

県産カカオに自然放牧の自然放牧牛乳、沖縄初のワイナリーの〈沖縄葡萄〉リキュールを加えたショコラ「貫花(ぬちばな)」。4,860円(2個)。
県産カカオに自然放牧の自然放牧牛乳、沖縄初のワイナリーの〈沖縄葡萄〉リキュールを加えたショコラ「貫花(ぬちばな)」。4,860円(2個)。

カカオの生産地といえば、赤道近くのカカオベルトと呼ばれる国々。日本では栽培が難しいとされるが、沖縄での栽培に挑戦している人がいる。〈OKINAWACACAO〉の川合径さんだ。

「ひとづくり 地域づくり カカオづくり」を主眼とした会社を立ち上げて10年近く。拠点とするやんばるに魅力ある仕事を生み出して地域の活性化を図り、持続的に良い社会を創ろうと尽力中だ。その核となるのがチョコレートであり、カカオ栽培はその象徴である。

いくつもの品種が育つ自家農園でカカオのチェックをする川合さん。
いくつもの品種が育つ自家農園でカカオのチェックをする川合さん。

〈OKINAWACACAO〉のショップには、泡盛、カラキ、シークワーサー、月桃(げっとう)など、やんばるの生産者たちが大切に育てた素材入りの板チョコが並ぶ。ただし、カカオは外国産。今はまだ自家栽培のカカオが希少すぎて思うように使えないためだ。そんな中、2025年、待望のオール地産のショコラを初リリースした。いまだ発展途上。期待大である。

注目の県産素材×外国産カカオ1. 〈やんばるあい〉

注目の県産素材×外国産カカオ1. 〈やんばるあい〉
50g 1,944円

シークヮーサーピールチョコ。国頭村産農薬不使用の完熟シークヮーサー(地元では黄金(くがに)と呼ぶ)のピール×ウガンダ産カカオ。。

注目の県産素材×外国産カカオ2. 〈板チョコレート〉

注目の県産素材×外国産カカオ2. 〈板チョコレート〉
4種ギフトセットは3,200円。

カラキ(沖縄シナモン)、シークヮーサー、月桃 各30g 750円、地元で愛されている泡盛「まるた」30g 850円。

注目の県産素材×外国産カカオ3. 〈今帰仁スイカのチョコレート〉

注目の県産素材×外国産カカオ3. 〈今帰仁スイカのチョコレート〉
砂糖不使用。40g 1,512円。

特産のスイカ×ウガンダ産カカオ100%チョコレート。糖度11度のスイカと少し酸味のあるカカオが好相性。

information
OKINAWA CACAO FACTORY& CAFE

住所:沖縄県国頭郡大宜味村田嘉里555
TEL:070-9205-0214
営業時間:9:00~18:00
定休日:火水休
席数:28席

カフェではチョコレートドリンク(カラキ入り)780円やスイーツもあり。カカオ畑見学とチョコ作りのワークショップも随時受け付け中。 

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