吉祥寺の魅力#3 注目スポット5選

吉祥寺の魅力#3 注目スポット5選
TOWN&CITY GUIDE
吉祥寺の魅力#3 注目スポット5選
CULTURE 2025.01.31
南には井の頭恩賜公園が、北には商店街や大型商業施設が立ち並ぶ吉祥寺。自然と繁華街のバランスがよく、「住みたい街」の代名詞になって久しい。街と人が元気な理由を探ると、吉祥寺を心から愛する店主たちの姿が見えてきた。今回は、吉祥寺の注目スポット5選をピックアップ。

photo_Yuki Sonoyama, Kanta Torihata illustration_Yosuke Yamaguchi text_Miho Oashi, Mikiko Ichitani, Daisuke Akai edit_FIUME Inc.
紹介する街
吉祥寺
一度住んだら離れられない!地元愛深き街。

JR中央線快速で新宿まで約15分、渋谷までは京王井の頭線で約20分。都心からのアクセス良好でファミリーから学生まで幅広い層に人気。商店街沿いに足を延ばしていくとユニークな個人店があちらこちらに。

1. 特別な日に買い足したい!一生モノの工芸品たち。〈OUTBOUND〉

普段づかいの雑貨や道具だけでなく、非日常にも針が振れる工芸品等を扱うお店として2008年にオープン。国内はもちろん、アジアやアフリカなど、世界各国の手しごと品が集結した店内は美術館さながら。実店舗の営業は展覧会の開催時のみなので要確認。

information
OUTBOUND(アウトバウンド)
OUTBOUND(アウトバウンド)
生活雑貨、アパレル

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-4-101
TEL:0422-27-7720
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定休

2. “写真集オタク”の店主が営む専門書店。〈book obscura〉

吉祥寺のbook obscura
(左)スペイン人写真家・ピア・リベロラの旅の写真集『Dias』8,250円。 (右)写真はもちろん文章も最高という、長島有里枝さんの『SWISS』5,500円。

有名無名問わず、店主・黒﨑由衣さんの審美眼でセレクトした新刊と古書の写真集が並ぶ。店のギャラリースペースでは、不定期で写真の展示を開催。写真集を買ったことがないという人も黒﨑さんがアドバイスをくれるので安心。ぜひ好きな写真のイメージを伝えてみて。

information
book
book obscura(ブックオブスキュラ)
書店

住所:東京都三鷹市井の頭4-21-5-103
TEL:0422-26-970
営業時間:12:00〜19:00
定休日:火水休

3. 変わらない味を求めて人々が集う路地裏の名店。〈清水屋〉

親子三世代にわたって営むハーモニカ横丁の老舗漬物店。市場で仕入れたその日一番の野菜を使用したこだわりの逸品が並ぶ。

information
清水屋(しみずや)
漬物店

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
営業時間:12:00〜17:00

定休日:不定休

4. “アメリカから見たヨーロッパ”を揃える古着屋。〈garnish〉

1940〜1990年代の古着を中心に扱う。古着と新品どちらも楽しむお客さんを意識したセレクトをしている。ヨーロッパ中心のヴィンテージアイテムショップにも見えるが、買い付け先は主にアメリカというのが不思議なバランス。2階には大型家具も。

information
garnish(ガーニッシュ)
古着屋

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町4-1-2
TEL:0422-21-2707
営業時間:13:00〜19:00
定休日:不定休

5. 強力なネットワークで国内外の名品が揃う。〈吉祥寺 WESTERN〉

吉祥寺の吉祥寺 WESTERN
国産ジーンズの先駆けである〈BIG JOHN〉をはじめ、高い質と歴史を併せ持つアイテムばかり。

ハーモニカ横丁最古参の店のひとつであり、日本屈指の歴史を持つジーンズショップ。1階はアメカジ系のアイテムを多く取り揃え、2階には国内外のレアジーンズがひしめく。ビヨンセの影響を受け近年人気を博すウエスタンアイテムももちろん充実。

information
吉祥寺
吉祥寺 WESTERN(きちじょうじ ウエスタン)
ジーンズショップ

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-3
TEL:0422-22-6172
営業時間:11:00〜19:30

各スポットを紹介してくれた吉祥寺の案内

Profile
吉田恭子
〈コマグラカフェ〉店長

いつ吉祥寺に遊びに来ても“そこにあるお店”を目指して。

「『このお店、まだあったんだ』そう思ってもらえたら、久々に吉祥寺に来た方にも安心感を与えられるんじゃないか」と吉田さん。カフェは今年で9年目。入れ替わりの激しい吉祥寺でいつまでも営業を続けたいと教えてくれた。

Profile
平田 潤
〈スパ吉〉店主

わざわざ来る価値がある五感で楽しめるパスタを。

店に入ると、麺を茹でる釜からは湯気が立ち上り、ミートソースが入った寸胴鍋からは食欲をそそる香りが。「もともとイベント屋台なので、ライブ感を大事にしています」と平田さん。五感に訴えるパスタで、吉祥寺で愛され22年目。

▶︎ここでしか読めない話がある。Hanakoのメルマガ「ハナコさんのオフレコでお願いします。」

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