ワイン 手前・「0・オーム・ヴァイス 2022/モーリッツ・キッシンガー」750㎖ 4,840円、
奥・「デトナチオン・バブルス 2018/イミッヒ・バッテリーベルク」750㎖ 4,950円(共にザ・ワインショップトーキョー )ワイン 手前・「0・オーム・ヴァイス 2022/モーリッツ・キッシンガー」750㎖ 4,840円、
奥・「デトナチオン・バブルス 2018/イミッヒ・バッテリーベルク」750㎖ 4,950円(共にザ・ワインショップトーキョー )

A LIFE WITH DRINK/FOOD/SWEETS/TABLEWARE 揖保乃糸だけじゃない!ごま油を使った手延べそうめん、ほか夏に楽しみたいグルメ

FOOD 2024.07.31

A LIFE WITH DRINK

甘口だけじゃない、いま注目したいドイツのワイン。
かつてはドイツのワイン=甘口というイメージが強かったが、時代と気候の変化によって現在は生産量も辛口が主流に。ナチュラルなぶどう栽培や醸造に取り組む生産者も増え、既存のイメージを覆すワインが続々と登場している。ドイツの冷涼な気候がうむ酸度の高いワインは、夏の食卓にぴったり。今回紹介する2本は共に酸味と豊かな果実味をあわせもつタイプで、フルーツを使った前菜との相性が抜群。

ワイン 手前・「0・オーム・ヴァイス 2022/モーリッツ・キッシンガー」750㎖ 4,840円、
奥・「デトナチオン・バブルス 2018/イミッヒ・バッテリーベルク」750㎖ 4,950円(共にザ・ワインショップトーキョー )
ワイン 手前・「0・オーム・ヴァイス 2022/モーリッツ・キッシンガー」750㎖ 4,840円、
奥・「デトナチオン・バブルス 2018/イミッヒ・バッテリーベルク」750㎖ 4,950円(共にザ・ワインショップトーキョー

A LIFE WITH FOOD

アレンジ自在! 小豆島の光と風が育む手のべ素麺。
日本の夏の風物詩ともいえる、目にも涼やかな素麺。名産地の小豆島では、生地をのばす際に地元特産のごま油を使うことと麺を天日干しするのが特徴。〈真砂喜之助製麺所〉では、4代目の真砂淳さんが100年変わらない製法でもちもち感とコシをあわせもった素麺づくりに励む。2種類の太さが揃い、洋風やエスニック風などさまざまなアレンジが可能。インスタグラムで紹介している調理例にも注目を。

A LIFE WITH SWEETS

奈良・天川村の豊かな恵みをジェラートに託して。
北仏の名フレンチ〈ラ・グルヌイエール〉などで研鑽を積んだ砂山利治さんが妻の地元、奈良県天川村に移住。オーベルジュの開業準備をする傍ら、天川村を中心とする奈良の食材や加工食品(豆腐や甘酒など)を使ったジェラートを販売。地元の間伐材を薪にしてミルクに香りを移し、炭化させた柑橘をトッピングした「薪ミルク」など、気鋭の料理人ならではの感性と技術がいきるフレーバーぞろい。

カップジェラート「チョコレート×キハダの実(ヴィーガン)」「奈良のいちご あすかルビー(季節限定、旬の奈良産いちごを使用)」
「梅しそヨーグルト(季節限定)」 各110㎖ 700円、「薪ミルク」「甘酒シナモン生姜(ヴィーガン)」 各110㎖ 650円
(全てTENKARAGELATO)
カップジェラート「チョコレート×キハダの実(ヴィーガン)」「奈良のいちご あすかルビー(季節限定、旬の奈良産いちごを使用)」
「梅しそヨーグルト(季節限定)」 各110㎖ 700円、「薪ミルク」「甘酒シナモン生姜(ヴィーガン)」 各110㎖ 650円
(全てTENKARAGELATO

A LIFE WITH TABLEWARE

無数の泡の美しさを捉えた、“うたかた”という名の器。
兵庫・丹波篠山で活動する吹きガラス作家の関野ゆうこさんは、ガラスの表面に泡をまとわせる独自の表現方法が特徴。無数の泡をもつ自身の作品を「うたかた」と名付けている。「ガラスのなかにとどまっていたり弾けていたりと、泡はさまざまな表情を見せてくれます。表現の幅が広く、大きな可能性を感じる技法です」と関野さん。シンプルで合わせやすい形も魅力で、使うたびに“用の美”を実感できる。

photo_Anna Miyoshi(TRON) styling & food coordination_Seina Noda(MINAYA) text & edit_Naoko Monzen