音楽とペアリングしたいお酒、グルメ、スイーツ。

A LIFE WITH DRINK

大切な人たちとゆっくり時間を味わうためのワイン。
音楽やスポーツなど他ジャンルに従事しているメンバーたちが山梨の〈勝沼醸造〉と始めた〈ASAP_wine〉。ASAPは“As Slow As Possible”の略で、“急がずゆっくり”大切な人たちと飲んでほしいという思いが込められている。音楽プロデューサーのstarRoが制作した、ソルフェジオ周波数を使った楽曲をワインに聴かせているのも特徴。メロウな音楽と楽しみたい、優しい味わいのワインだ。

A LIFE WITH FOOD

名前に注目！ オーナーのジャズ愛あふれるパン。
ジャズをこよなく愛するオーナーが営む、その名もチェット・ベイカーならぬ〈チェットベーカリー〉。店名のみならず、「ルイ・アーム トーストロング」などパンはすべてジャズのアーティストにちなんだ名前。古民家を改造した店舗には常にジャズが流れ、月1回ほど店内でジャズの生演奏を開催。高加水でもっちりした名物の食パンは、2.6㎝の厚切りにしてこんがりトーストするのがおすすめ。

A LIFE WITH SWEETS

特別な時間の余韻を楽しむ、とっておきの“ショー”。
コンサートの企画や「ジャズ羊羹」などを手がける〈ナイトアンドデイ〉からうまれたテリーヌチーズケーキブランド、〈ワックス・アンド・ウエイン・ショー〉。名前が表す月の満ち欠けのように、美しく余韻のあるスイーツを目指す。人気フレンチ〈リアン〉の上原浩一シェフが手づくりするチーズケーキは、味わい深く濃厚。音楽やアート鑑賞の後など、心が動くひとときを反芻する際にどうぞ。

A LIFE WITH TABLEWARE

時を超えて湯呑に息づくユーモア、音楽と共に。
1879年に創業した九谷焼の窯元、〈上出長右衛門窯〉。4代目が古染付や祥瑞の世界に憧れて写した絵柄のひとつが笛吹。以来、長く描き続けられてきた笛を6代目の上出惠悟さんがトロンボーンやサックスにアレンジ。その後、さまざまな絵柄がうまれ、限定品も含めると種類は40以上。「笛吹自体が自由やユーモアの象徴だと思う」と語る上出さん。遊び心あふれる湯呑はギフトにもぴったり。

photo_Anna Miyoshi（TRON）styling & food coordination_ Seina Noda（MINAYA）text & edit_Naoko Monzen special thanks_HOTEL & RESIDENCE ROPPONGI