NEW YEAR & ME | 私らしい新年の過ごし方 | A LIFE WITH DRINK /FOOD /SWEETS /TABLEWARE

A LIFE WITH DRINK

日々の食卓に優しく寄り添う、新時代の日本酒。
老舗酒蔵〈吉田酒造店〉の7代目が立ち上げた「吉田蔵u」。“食、人、自然に寄り添うナチュラルで優しいお酒”を掲げ、山廃仕込みを独自に研究した“モダン山廃”で造る。「Pray ＆ Snow」は一年の集大成ともいえる冬季限定酒で、フレッシュかつエレガントな味わい。きりっと冷やして、例えば〈リーデル・オー〉の大吟醸グラスで冬野菜のシンプルなグリルと。白ワイン感覚でさまざまな料理に合わせたい。

A LIFE WITH FOOD

永遠に愛したい、炊きたてご飯と癒しのお粥。
お米の国の人だもの、いつだって炊きたてのご飯に心が躍り、温かなお粥には心と胃腸が癒される。料理が国内外から高い評価を受ける新潟の旅館、〈里山十帖〉の朝食に登場する魚沼産コシヒカリは、大粒で甘さと旨みのバランスがよく、宿泊客から「あの味が忘れられない」「自宅でも食べたい」と大好評を得て商品化された定番のベストセラー。ぜひ熟成梅干しや魚沼の老舗による漬物をお供にどうぞ。

A LIFE WITH SWEETS

新年に食べたい、新しいいちごを使った紅白の大福。
練りたてのいちご大福が通年で楽しめる専門店、〈あか〉。農家から直接仕入れた旬のいちごを使い、年間で扱う種類は約15に及ぶ。卵白を入れて白くふわふわに仕上げた半雪平の生地も特徴だ。今季は甘味と香りが強くジューシーな福島県生まれの新しい品種「ゆうやけベリー」が初登場。冬はほうじ茶ラテやホットワインなど、温かい飲みものと楽しむのがおすすめ。おめでたい紅白なのも新年にぴったり。

A LIFE WITH TABLEWARE

希望に満ちた夜明けを感じさせる、美しいグラデーション。
美大で陶芸を学んだ後、丹波の工房を経て京都で独立した河合美月さん。昔から歴史や文化に憧れがあったという京都。こういった色合いの器をつくり始めたのは移住してからで、形はシンプルに、グラデーションについてはひとつの色のなかにどれだけ違う色調を出せるかがテーマ。イエローもブルーも、夜明けを切り取ったかのような美しい色。希望を感じさせる、一年の始まりにふさわしい器たちだ。

photo_Anna Miyoshi（TRON） styling & food coordination_Fumika Endo text & edit_Naoko Monzen