身につけてお守りにも!銀座の老舗で選ぶ、縁起のいい手ぬぐい4選。|神田愛花の「間違いない街、銀座。」第16回
かんだ・あいか/1980年神奈川県生まれ。フジテレビ系お昼の帯番組『ぽかぽか』にMCとして出演中。情報番組やバラエティー番組など幅広く活躍する。銀座好き。歌舞伎好き。
第16回 銀座の老舗で選ぶ、縁起のいい手ぬぐい4選。
創業150年以上。明治元年に足袋屋として誕生した〈大野屋〉は、晴海通りと昭和通りが交差する角地、多くの人が行き交う三原橋交差点にあります。
歌舞伎座のはす向かいに立ち、独自の趣を放つその姿に神田さんは惹かれ、以前から気になっていたそう。

この連載でも紹介した行きつけのちゃんこ屋さんの窓側の席からよく見えて、歌舞伎座へ行く時などにも前を通るたびに『一体どんなお店なんだろう』と気になっていました。
ただ、一見さんお断りなのかな……と思ってしまうくらい重厚感があって、入るのに少し勇気が必要で(笑)。今回こうしてお伺いすることができるのを楽しみにしていました。

風情ある店内には、伝統的な古典柄をはじめ、浮世絵や動物をモチーフにしたものなど、職人の技が詰まったオリジナル手ぬぐいが約400種類並んでいます。

銀座土産にもぴったり! 老舗ならではの粋なアイテム。
こちらで扱う手ぬぐいは、伝統的な「本染め」という染色技法が用いられたもの。糸の芯まで染め上げることで、裏表がない綺麗な仕上がりに。使い込むほどに風合いが増し、肌触りも柔らかくなっていきます。
手ぬぐいは軽量でかさばらないのも魅力。相手の雰囲気や好みに合わせて柄を選べるため、銀座を訪れた際の手土産や海外の方への贈り物にもぴったり。
実は、神田さんと手ぬぐいとの出会いも贈り物がきっかけだったそう。

ハライチの澤部(佑)さんが夏休みのお土産で手ぬぐいをくださったことがあって、我が家にも素敵な手ぬぐいがあるんです。
〈大野屋〉さんにはこれだけたくさんの柄があるので、昔の着物女性たちのように『私、これがいいわ』なんてワクワクしながら選べますね。


目移りしてしまうほどに魅力的なデザインの中から、今回は神田さんが真剣に吟味して選んだ4枚をご紹介します。
十二支亀甲/猿


私の干支が申(さる)年なので、まず1枚目に迷わずこちらを選びました! 自分の干支が朱色で映えていて、特別感がありますね。とってもおしゃれ。お守りとして大切に保管したいです。
紗綾形(さやがた)


時代劇でも見かける歴史ある柄で、この深いブルーが本当にかっこいいんです。強さや真面目さを感じます。
私自身、武士の気持ちや粋な心を大切にしていきたいと思っているので、背筋が伸びるようなこの柄を身につけたいですね。
鮫青海波(せいがいは)/総柄・ピンク

大好きなピンク色と、歌舞伎でもよく使われる伝統的な青海波の組み合わせに一目惚れ。華やかさと上品さがあって、持っているだけで気分が上がります!
尾上菊五郎(音羽屋)柄


江戸っ子で歌舞伎が大好きな母への贈り物に。絶対に喜んでくれるはずです。広げてみたら、すっきりとしていてかっこいい!
他にも役者さんや演目にちなんだ柄がたくさんあって迷いますね。
本染めはまずは手洗いで。
手を拭く、物を包む、部屋に飾るなど、アイデア次第で自由に使える手ぬぐいはまさに万能アイテム。銀座の真ん中で歴史を守り続ける老舗で、お気に入りの1枚を探す時間は格別なもの。
本染めの手ぬぐいは染めたてだと余分な染料が出やすいため、最初の数回は水で優しく手洗いするのが長持ちの秘訣。3回ほど洗って色が落ち着けば、その後は洗濯機でも洗えるそうです。

手洗いで育てる過程も愛着が湧きそうですね。
1枚1枚に歴史や職人さんの想いが込められていて、散財してしまいそうなくらい魅力的でした。自分用にはもちろん、誰かの顔を思い浮かべながら選ぶ時間は本当に贅沢です。


「間違いない街、銀座。」次はどこに行く?
次回もお楽しみに!
住所:東京都中央区銀座5-12-3
TEL:03-3541-0975
営業時間:午前11時~午後5時
定休日:水、日















